「プロとアマチュアの違いってなんだろ?(・ ・?)」
誰もが気になることですよね。
野球選手、サッカー選手、体操選手etc
「プロ」と聞くと一般的には、お金をもらってスポーツしている人たちを思い浮かべるのではないでしょうか?
ビジネスの世界でも「プロ」という言葉はよく使われます。
「あの人の仕事はまさに『プロ』だ!ヤバイ!」という人は、あなたの会社に1人、2人はいるでしょう。
先日あるプロジェクトで同じになったプログラマーのAさんは、まさに「プロ」と呼べる人でした。
単純に技術が飛び抜けているからでなく、話し方・雰囲気・考え方など、全てにおいてプロだと感じることができた人。
まるで本田圭佑や香川真司と一緒にサッカーをした気分です。あれだけレベルの高い選手と一緒にお仕事させていただいたのは本当に幸運でした。
先日Aさんとたまたま一緒にお食事する機会があり、そこで話題になったのが「プロとアマの違い」。
そのときの会話からプロフェッショナルと呼ばれる人たちには3つの特徴があることに気づきました。
自分自身への戒めも込めてブログに残しておこうと思います。
What are the characteristic of people who are called truly “Professional”??(´∵`)??
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【目次】
- 1. Speed
- 2. Detail
- 3. Confidence
- さいごに:いち早く『プロ』になるために
1. 速さ(Speed)
Aさんの言葉で印象的だったのが、「どんな複雑なプログラミングでも、無制限に時間があるなら誰でもできる。小学生でもできる。」
インターネットの普及により、誰でも簡単に情報を手に入れられるようになりました。javaやC言語のような専門知識さえもネットだけで学ぶことができる時代です。
長時間かけて試行錯誤しながら少しずつ進めていけば、どんなことも『誰でもできる』というのは大げさじゃないかもしれません。
しかしビジネスの世界では、「どれだけ時間をかけてもいい」なんてありえません。
案件によっては、「最低でも明日・明後日までに!」「今日中に!」ということもよくあります。
「正確にできる」だけではアマチュアレベルです。“スピードがともなって”、初めてお客さんからお金をいただけるレベルになります。
2. 細かい部分(Detail)
「神は細部に宿る!」
ウェブ制作においてかなり有名な言葉です。1ピクセルのズレ、微妙な文字サイズの違いなどによって印象が全く変わります。
寿司職人、大工、看護師、証券マン、俳優etc
どんな職業でもこれは言えることですよね。「プロ」と呼ばれる人たちは、必ず細かい部分にこだわっていると思いませんか?
「そこは誰も気にしないだろう」というところで、絶対に手を抜かないのが「プロ」です。
ウェブデザインには正解がありません。良い・悪いが決まる明確な基準がなく、人によって好みが分かれてしまいます。
正解がないからこそ、自分でゴールを設定しなければなりません。
アマはゴールを低く設定しているので細かい部分は気にしません。しかし、プロはゴールを高いところに設定しているため細かい部分を気にします。
たとえ他人が「これで十分!」と言ったとしても、自分の課したゴールに到達しなければ「プロ」のプライドは許しません。
細かい部分に気を使うのは労力を使います。忙しい時、疲れている時はついついサボりたくなります。
しかしプロとしてお金をいただく以上、決してサボってはいけないのが『細かいところ』。
1度細かい部分を見過ごすクセができると、その後どんどん気にしないようになってしまいます。
細かい部分の「サボり」が積もりに積もると、出来がかなり悪いものになりますよね。
3. 自信(Confidence)
プロスポーツ選手たちは、みなさん自信に満ち溢れていると思いませんか?
特に世界の一流選手と呼ばれる人たちは、強烈なオーラを身にまとっている感じ。「本田圭佑」さんとかまさにそう。
ビジネスの世界でもそれは同じです。
雰囲気だけですぐにプロだとわかります。圧倒的な自信が見た目や話し方に現れます。
自信は「傲慢」と見られかねません。謙虚さを美徳とする日本人には、一歩間違えれば大いに嫌われます。
しかしプロがもつ自信にはいっさいネガティブな印象はありません。彼らは輝きに満ちていると感じるんですよ。
「オレだって自信をもちたい!でも。。」という人は多いでしょう。
特にキャリア・経験が浅い人にとっては自信をもつのは難しいかもしれません。
しかし日々の生活・仕事の中で、小さな成功体験を繰り返していくことで自然と持つことができます。
自信は「自分自身の評価」(絶対評価)が高めることでも作っていけるものです。
他人からの評価(相対評価)を得るのはとても難しいです。
営業成績、偏差値など、誰かと比べてしまうと、たとえあなたの実力が高かったとしても「自分はみんなより低い。。」となり自信をもつことはできませんから。
絶対評価を高めるには、普段から自信をもてるような行動をしていくことが大事だと思います。
- 「30分早く起きてランニングする」
- 「みんなより早く出社して勉強する」
あなたの努力を誰1人見ていなかったとしても、自分自身は確実に見ています。
「自分はこれだけやってきたんだ!」という地道な努力の積み重ねが自然に自信を作っていきます!
さいごに:いち早くプロになるために
僕自身、まだまだ自分が「プロ」だと胸を張って言うことができません。
仕事をしていく中で、ダメな部分が次々と露呈していきます。自分自身が100%満足して終わった仕事は1つもありません。
「申し訳なかった。。」と思ってしまうことさえあります。
提供するサービスに対して自分自身が納得していないのに、お客を満足させることができるでしょうか? マジで情けないっす。。
会社が成功していくためには、「技術」「自覚」「自信」すべてにおいて、僕がいち早く『プロ』になる以外に道はありません。
そのためにできることはなにか?
目の前の仕事、今自分がやるべきことに全力投球すること。
そして、技術なりメンタルなり、何かしらの能力を「1日1ミリでもいいから成長させる!」という強い気持ちをもつこと。
「今の自分は全力で走っているか?」
もう1人の自分がそう聞いてきたとき、自信をもって「はい!」と言えるような人間で、2015年はあり続けたいですね!