「時間がねぇ!」
経営者なら誰もが感じていることではないでしょうか?
僕が社長になって日々強く感じるのは、「やることがありすぎて時間がない!」ということです。
毎日寝る時間と走る時間を確保するだけでもホント大変です。。
だからこそ「徹底的にムダな時間をなくしたい!」と最近さらに強く思うようになりました。
今回は、時間のない経営者が徹底的に避けるべきムダな行為3つをご紹介します。
経営者に限らず忙しくてしょうがない方は、ぜひ参考にしてくださいね〜!
What are the 3 things you should avoid thoroughly to prevent waste of time??(´∵`)??
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テレビ
テレビは時間を浪費させる一番の悪魔です。
家に帰ったら、なんとなく習慣でスイッチを入れる。
チャンネルを回していると、「おっ、おもしろそうだな。」となり、だらだらと1、2時間があっという間に消えてしまう。
上記のようなあなたは、テレビ局の策略にまんまとはまっています。
テレビ局は少しでも長く見てもらうため、視聴者の興味をそそるテクニックを随所で効果的に使っています。
一番気になるところの直前でCMを入れたり、魅力的な美人を使ったりと、あらゆる手段を尽くします。
テレビ局の真の目的は、人々に広告(CM)を見せることです。そうしなければ、番組に広告料が入ってこないからです。
テレビ局は広告主からもらう莫大なお金によって成り立っているのです。
「テレビを一切見るな!」とは決して言いません。リアルタイムで見るのをやめろ!と僕は言いたいわけです。
NHKでは当てはまりませんが、民放番組ではCMが存在します。1時間番組の場合、約15分もあります。
つまり、1時間番組を見た場合、15分間はいらない広告を見せられているだけのムダな時間になっているということです。
時間をムダにしたくないなら、CMを抜いた45分だけを見たほうがずっと効率的ですよね?
テレビはリアルタイムをやめて、録画かDVDにして、本当に見たい部分だけを見るようにしましょう!
ネット
ネットは何かを達成するための手段の1つに過ぎません。そういう意味じゃ、ノリやハサミと何ら変わりません。
しかし多くの人にとって、ネットを使うこと自体が目的になってしまっています。依存症が多すぎます。
2チャンネルへの書き込みやSNSの閲覧・投稿、ネットサーフィンなどなど、生産性のないネットに多くの人が時間をムダにしています。
中でも1番最悪なのが、Wikipedia。あれはマジでヤバイっす!1ページに大量のリンクがついていて、「あっ、これも調べたい!」となり、1度開いたらネットサーフィンの誘惑が永遠に止まりません。
ネットを使うときは自分の中で必ず目的を明確にしましょう!
- 「〜という言葉の意味を調べるため」
- 「〜をネット通販で買うため」
そして使い終えたらブラウザをすぐに消す!
FacebookやTwitterなどのネットを趣味でやってる場合は、例えば電車での移動中のみするとか、待ち時間だけとかにして、それ以外はやらないようにするなどして工夫しましょう。
何度も言いますが、ネットは何かをするための道具です。それ以上の意味はありません。
ネットよりリアルの方がやっぱり楽しい!
ネットもスマホもない時代は、外にでることでしか人と関わることはできなかったです。
しかし今では、メール、Facebook、Twitter、Lineなどの登場により、ネット上だけで人とコミュニケーションが取れる時代になりました。
それでもやっぱり面と向かっての対話とは全然違います。五感をフルに使ったリアルなコミュニケーションの方が100倍楽しいと僕は感じます。
対話ではその人の雰囲気、感性、言い回し、熱意なども伝わってきます。
ネット上の人物はあくまで仮りの姿(偽りの姿)であって、本当のその人とは全然違うものです。
ゆえにネットでの人との交流なんて、しょせんは偽りの薄っぺらいものでしかありません。
セミナー・交流会
これは意外に思われるかもしれませんね。
よく参加している人たちからすれば、「なんでだよ!?セミナーや交流会はすごく有意義だ!」と納得できないでしょう。
※行く意味が1%もないと思っているのは、あくまで僕個人の見解です。参加している人たちを否定するつもりなど、もちろん一切ございませんので。
ほんの数時間だけで一体何が身につく?
たかが2〜3時間エライ人の話し聞いただけでは、人は何も身につきません。学んだ気分になっても、2〜3週間経てばすぐに忘れています。
「感銘した!」「これからの人生が変わる!」なんて思っているのはそのときだけ。
ビジネス書でどんなに良いことが書かれていても、しばらく経てばたいていのことは忘れ去りませんか? そして、ほとんどは実践せずに終わる。
結局のところ人は、時間をかけて自分でコツコツ努力したものしか身につかない生き物だと思います。
ずっと受け身..
セミナーでは基本的にただ聞いているだけで受け身の状態です。向こうから与えてもらうことを前提としています。
これが経営者にとっては良くありません。
というのもビジネスでは、「Give!Give!Give!」(与えて、与えて、与えまくる!)精神が必須だからです。「Give&Take」なんてものは通用しません。特に中小企業にとっては。
こちらが10与えて、1返ってくればラッキーという感じ。
僕が起業して一番学んだことは、「Give!Give!Give!」ぐらいしないと、人様からお金をいただくことはできないということ。
何よりも経営者は与えられる側ではなく、与える側の人間になるべきなんです!
セミナーに参加する人は「Take」(与えてもらう)だけを期待しています。これは経営者にとって有益な時間を使っているとは言えません。
もしあなたがセミナーを主催する側として参加するのならば、それはかなり有意義です。そこで大いに集客することができるでしょう。ぜひどんどんやっていってください。
セミナーは、主催する側(与える側)にとってはすごく有益ですが、参加する側(与えてもらう側)にとっては、1ミリも意味がないというのが個人的な意見です。
「人脈を作ることができる」という誤解…
「人脈を作るために、できるだけ多くのセミナー・交流会に参加したほうがいいぞ!」
僕が起業したばかりの頃、多くの方にそう言われました。
人脈は仕事していれば自然に作れてきます。だって、ビジネスしていて誰とも関わらずにいるなんて状態ありえなくないですか?
特に僕の会社のような中小企業は、協力者・ビジネスパートナーの存在が絶対に欠かせません。これまで仕事を通していろいろな方と人脈を作ることができました。
仕事によって作られた人脈はすごく心強いものです。だって仕事ではお互い超マジだから。
交流会でできた薄っぺらい表面だけの人脈なんかより、よっぽど信頼できるものです。
人脈は交流会やセミナーで作るものじゃありません。仕事で作るものです。
社長になって一番痛感したこと。
それは「お金の浪費」より「時間の浪費」の方がずっと深刻だということです。
なぜならお金は後からでも取り戻すことができますが、時間は永遠に取り戻すことができないからです。
この世で「時間」以上に貴重なものは他にありません。
優秀な経営者はそのことがわかっているからこそ、時間のためにお金をどんどん使っています。
- バス → タクシー
- 新幹線 → 飛行機
ex)
忙しい経営者にとっては、時間はいくらあっても足りません。中には寝る時間や食べる時間もない人もいるでしょう。
だからこそ徹底的にムダな時間を省いていきましょうよ!
今回ご紹介したのは、あくまで僕自身がムダだと感じていることです。あなたにとってのムダな時間ではないかもしれませんし、他にもたくさんあるでしょう。
「自分にとってムダにしている時間はないか?」をいま一度よく考えてみて、ムダな時間は徹底的に避けていくようにしましょう!
経営者にとっては、「時は金なり」ではありません。
「時は金以上」です!!!