「留学したいんですけど、親に反対されて困ってるんです..」
というご相談を高校生の女の子からメールでもらいました。
20代、30代なら「勝手にすれば」という感じで反対されることはあまり無いと思います。
でも、まだまだ若い高校生では心配・反対する親が結構多いようです。
個人的な意見としては、親が反対しようと自分が行きたいなら絶対に行ったほうが良いと思います。
「あのとき親が反対したから行けなかった..」などと後で言い訳したくないからです。最終的な責任は全部自分ですよー。
親に反対されても行くべきですが、しっかり説得するのを忘れないでほしいです。
間違っても「別に親の意見なんて関係ないし。どうでもいいっしょ」なんて考えはやめましょう。
親はあなたを困らせるために反対してるんじゃありません。心配だから反対してるんです。
だからどんなに反対されても嫌悪感を抱いてはいけないし、逃げずに向き合って説明しなきゃいけません。
今回はいま親に留学を反対されている高校生に向けて、親にするべき5つを提案いたします。
この5つをすればどんな親でもきっとわかってくれるはずです!
What should you do if your parents disagree to your study abroad??(´∵`)??
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1. 明確な理由を伝えよう
「なぜ自分は海外に行かなければならないのか?」という明確な理由を親に伝えましょう。
もし自分が親だったらこれを一番聞きたいです。
- 「自分は〇〇したいからアメリカに行きたい!」
- 「〇〇という夢を達成するためのステップとしてどうしても行く必要がある!」
- 「カナダに行かなければ〇〇することができないんだ!」etc
日本ではなく、“海外でしかできないこと”があるからあなたは行くわけですよね?
海外に行くことが将来の夢のためにどうしても必要な手段だと知れば、「へぇ〜なるほど。そういうことなら納得だなぁ〜」と親は思ってくれるはずです。
だけど、
- 「なんとなくアメリカはカッコいいから」
- 「友達がみんな行ってるから」etc
こんな理由ではどんな親も納得できません…(´ε`;)
「ちょいと渋谷に買い物に行ってくるわ」ってわけじゃないんです。遠く離れた国外に行かせるんです。
親としては身の安全がすごく心配になります。それ相当の理由がなければ反対したくなるのも無理はありません。
2. すべての準備を自分でやろう
ー「アンタが留学したい理由はわかった。じゃあ何か準備してんの?」
ー「いや、何にもやってない。母ちゃんがやってくれるかなと思って。」
ー「…(ー’`ー ; )…アンタほんとにやる気あんの!?」
自分で行くと決めたなら、準備は全部自分でやってください!親を頼るとかマジでやめてください。
必要な手続き、ビザ、パスポート、通う学校、向こうの生活で必要なもの、住居などなど。 全部自分で調べてやるべきことをやっていきましょう。
高校生ならお金のことは親に頼るしかないかもしれません。
でもそれ以外のことは出来る限り自分でリサーチして準備していきましょうよー。
「〇〇はどうするの?」って親に聞かれた時にすぐに答えられるぐらいになるべきです。
「へぇ〜こんなにしっかり準備してるんだ。」ということが伝われば、親はより安心してくれると思います。
3. お金を自分で工面する努力をみせよう
親はお金のことも当然めっちゃ気になります。
そりゃ無料で行けるんなら「どうぞいってらしゃーい!」と言えますが、留学には多額の費用が必要になります。学校の授業料だけでなく、現地での生活費もかなりかかりますから。
親としては経済面で大きな負担を感じてしまいます。。
まずは全てにかかるお金含めてトータルでどのくらいかかるのか計算して正直に伝えましょう。
そして、できるかぎりお金は自分でカバーしていく努力・減らしていく工夫をしていきましょう。
「私はまだ学生だから親が出してくれるのが当たり前」とか思うのはマジでやめて!
親が汗水たらして稼いだお金を、当然のものと思うのはありえないっす。人として最悪。
高校生が留学費用を全て用意するのは難しいでしょう。だけど大幅に“減らすこと”は可能です。
以下の記事を参考にしてください。
※「留学したいけどお金がない…」という悩みを解決する方法5つ!お金がなくても留学できる!!
「この子、自分でお金を用意してまで行きたいんだぁ〜」と思ってくれれば、あなたの留学への本気度が伝わるでしょう。
4. “100%本気”であることを伝える
親としてはあなたの“本気度”が知りたいです。
遊びとして行くのではなく、真剣に勉強したいから行くという熱意を伝えましょう!
“言葉だけ”では本気度は伝わらない思います。
アメリカへ行く準備として、例えばTOEFLを猛勉強してるとか、バイトしてお金を貯めてるとか、そういった留学に向けて努力している姿を見せることが重要だと思います。
多額の費用をかけて、遠い異国へ送り出すわけですから、生半可な気持ちじゃ親としては納得できません。
俳優を目指すにしろ、お笑い芸人を目指すにしろ、留学するにしろ、“100%本気”であることが伝われば、反対する親はほとんどいないと思います。
マジになっている子供を邪魔する親はいませんよ。
5. 滞在中は定期的に連絡すると約束しよう
留学中、全くの音信不通になってしまうと親の不安は大きくなります。
- 「何かあったんじゃないか?」
- 「事故にでもあったのか?」etc
長い間連絡がつかないと親は心配して夜も眠れません。
逆に言えば定期的な連絡さえあれば遠く離れていても安心していられます。
今の時代スカイプを使えば、どんなに離れていても無料で顔を見て会話することができます。
近況報告も兼ねて2か月に1回ぐらいは元気な姿を見せてあげましょう!
さいごに:感謝の気持ちを忘れないで!
大人(20代、30代)になったなら、留学しようと何しようと親はあまり心配しなくなります。
けど高校生のあなたが遠い国に行ってしまうのはやっぱり心配になりますよ。親としてそれは当然のこと。
忘れないで欲しい!
世界で一番あなたのことを心配してくれるのは他ならぬ親だということを。
あなたの幸せを誰よりも願っているのも親です。
だから反対してくれるのはむしろ感謝すべきことかもしれません。「自分のことを心配してくれてありがとう。」と言うべきではないでしょうか?
親への感謝の気持ちを忘れずに、反対されても留学したいという思いは誠意をもって真剣に伝えましょう。
そして、帰国後に成長した姿を見せられるよう留学中は全力で勉強していくことを約束しましょうねー!!