松原さん、お元気ですか。お久しぶりです。

 

以前Twitterでのやり取りの中で、

「僕はいまのび太さんが何をしているのか、何を目指しているのかよくわからない」と聞かれて、

「あっ、なるほど..実は今いろいろ新しいことをやってます。事情があって今は言えないですが、後ほど必ずご報告します！」

というような会話したのを覚えているでしょうか？

 

かれこれもう1年以上も前の話しになるので、きっと忘れ去っているでしょうね。

でも、僕は今でも覚えています。なぜなら松原さんが好きだからです。

 

 

冗談は置いといて(_ _;)ｽｲﾏｾﾝ、

あれからずいぶんと時間が経ってしまいましたが、この1年間自分がやっていたこと、近況報告などをさせていただきたいと思います。

 

 

うぁ〜、

ブログ書くのめっちゃ久しぶりや〜！(もしかして1年ぶりぐらい？)

 

めっちゃ懐かしですわ、この感覚！

 

 

 

What Happened to Nobita??(´∵`)??

 

 

 

 

 

 

 

1. 日本語教師になりました

 

実は以前から興味があってボランティアで外国人に日本の文化や料理、日本語のよくある表現を紹介したりしてました。でも、それはただ単に表面的なことを軽く伝える程度で「教える」という感じではなかったですね。

 

YouTubeを始めてからはますます興味が出てきました。なぜなら「日本語を教えてくれー！」というリクエストを多くもらうようになったからです。

 

 

 

 

日本人と話したくても、日本語できなきゃ無理！

確かにその通りや..

日本も英語ができる人が増えたとは言え、まだまだ話せる人は少ないです。日本に住んで、日本人の友達・恋人を作りたいなら、まずは日本語を話せるようにならなきゃいけません。

 

 

「よっしゃー、じゃあ日本語を教えてみよう！」ということで、日本語教育関連の教材を買い込んで勉強を始めました。

 

で、

2ヶ月ぐらい勉強した後、知り合いのアメリカ人でちょうと日本語を勉強している女の子がいたんでスカイプで教えてみたんです。

 

全くうまく教えられませんでした..全然ダメです..

 

「日本語が話せれば教えるも楽勝でしょ！」と思っていたんですが、甘すぎました。

 

日本人が当たり前に使っている言葉・表現に対して外国人は「なぜ？」を求めます。

「なぜここの助詞は『が』ではなく『は』になるの？」「『楽しい』と『うれしい』は何が違うの？」なんて普通日本人は考えません。しかし「教える」ということは、日本語を外国語として捉え、そういったことをわかりやすく説明しなきゃなりません。

 

自分の愚かさを知った僕は、
日本語の知識、そして、教える技術を学びたいと思い「日本語教師養成講座」を受けることにしました。420時間10ヶ月間のコースです。

 

 

ものすごくハードなスケジュールで死にそうでしたが、いま思えばあの9ヶ月間は最高でした。様々な受講生・講師たちとの交流を通して日本語だけでなく沢山のことを学びました。まるで小学生の頃に戻った気分でしたね。

受講料が痛い出費でしたが(T_T)、貴重な経験・勉強ができて本当に良かったです。

 

 

養成講座の座学をギリギリの成績で修了後、地元の小さな日本語学校に運良く雇ってもらうことができました。毎日貴重な体験させてもらって本当にありがたいです。

 

ただ、まだまだ失敗ばかりで授業の後には反省することが多すぎて泣きます..

そして教案作りは毎回夜遅くまでかかってしまい、ほぼ毎日睡眠不足の状態に..

 

 

..(ToT)..

死にたい
ねたい..

という心の声が毎日聞こえます。

 

まさにこの↑松原さんの顔のような状態です。毎日..

 

 

日本語で日本語を教えることの難しさを実感する毎日ですが、それでも徐々に教える「楽しさ」も感じています。わかってくれた時や自分の作った教材が役に立ったときの充実感はたまりません。

 

日本語が話せるようになれば、彼らはもっと自由に日本で働いたり恋愛したりできるわけです。ゆえに大きなやりがいを僕は感じます。

 

とにかく今はもっと教える経験を積んで、早く1人前の日本語教師になれるように頑張りたいですね！

 

 

 

 

 

 

 

 

2. 法人 → 個人事業主

 

日本語教師を始めた以外、自分自身のやっていることは以前と全く変わらないのですが、肩書上は法人から個人事業主ということになりました。

 

切り替えた主な理由は2つ。

• 日本語教師になってしまったことで当初やりたいと思っていた事業ができなくなってしまったから
• ゆえに人を雇う可能性がゼロになったから
• 法人は税理関係の処理がクソ面倒くさくて嫌気がさしていたから

ちなみに、僕はいま非常勤講師として日本語を教えてるんで、当然給料はめちゃめちゃ低いです。

 

なんで、今は週4で日本語教師、週4でウェブ制作、週1〜2でYouTubeをやっているという感じです。（日本語教師だけだと全然食ってはいけないんでやむを得なく..(T_T)）

睡眠時間と食事時間を削ることで週3分を追加でなんとかひねり出している状態です。

今の生活はライフワークバランスが明らかにおかしすぎる..たぶん5年後には死んでいるだろうなぁ。

もっと生きたかったっす..

 

 

 

 

 

 

 

 

3. 日本語オンライン講座を開設

 

これに関してはFacebookで報告したんで、すでに知ってるかもしれませんが念のため。

 

日本語が全くゼロで、特に話す能力を伸ばしたい方を対象としたオンライン講座を作りました。めちゃめちゃ苦労しましたが、なんとかリリースまで持っていけて本当に良かったです。

 

 

“有料”にしたのは、もちろんお金がほしかったというのもありますが、一番の理由は「本気で日本語を話たい！」という人だけに受けてほしかったからです。

 

どんなに頭のいい人でも、すぐに外国語が話せるようになるのは絶対に無理です。日本語の勉強は成果を実感するまでどうしても時間がかかります。だからこそ真剣に根気よくできる人じゃないと伸びません。

 

 

日本語教師としては、日本語を「まぁ無料だからやってみるか」と軽い気持ちで始めてほしくありません。ほとんどの場合、そういう人はすぐ途中で投げ出すんです。

 

でも有料だったら「お金を払ったんだからちゃんとやらなきゃ！」となって最後まで本気でやる可能性は高くなります。

 

提供するコンテンツを最後までちゃんと見てくれるでしょう。そしてユーザーは学んだことを実際にやる。

これが理想です。

 

 

とはいうものの、

「お金をいただく」ということは、それ相応の価値を提供するコンテンツじゃないとユーザーは納得しません。「これならYouTubeでいいじゃん」「他でも学べるじゃん」となってしまいます。

 

そのためコンテンツ考案・サイト構築にはかなりの時間とコストをかけました。多くの日本語教師、日本語学習者の方にインタビューしたり、似たようなオンライン講座をいくつか実際に受けて研究したりもしてましたね。

当時はまさに”死にものぐるい”です。

 

 

苦労した分、完成したときはめちゃめちゃ嬉しかったのです。しかしリリース前は、

• オレの英語力じゃ、やっぱりダメなんじゃないか..
• クレームがいっぱいきたらどうしよう..
• だれも購入してくれないんじゃないか..

と不安で死にそうでした。あの時のプレッシャーはYouTubeのときの比になりません。

 

 

幸運なことに、予想以上の方が入ってくれました。現時点では大きな苦情もなく、メンバーのレビューもまぁまぁという感じ。これから彼らのフィードバックを参考にサイトを徐々に改修していければなと思ってます。また、YouTubeでは観られない新コンテンツも不定期ですが随時追加していってます。

 

 

 

ただ、僕は1つ大バカをやってしまいました.

1年間の返金保証..

 

 

オンライン講座を受けてみて、内容に満足できなかった人＆1年以内に成果を実感できなかった人には支払った全金額をお返しするという制度です。

 

 

..(ToT)..マジでアホや、オレ..

 

 

たぶんほとんどの人から364日目に返金希望のメールを送られてしまいます。利益が全てパァーになるだけでなく、返金処理に追われますね..

 

まぁでも、しょうがありません。誰も責められません。自分が選んだ道です。

 

はい、そうなんです。僕は究極のバカなんです。

 

 

ただ当時の自分としては「なんだこれ？クソじゃねぇか..あぁ〜、損したなぁー」と思われる方が精神的にキツいと感じました。

 

お金って本当に貴重なもの。貧乏な僕にはそれがよくわかります。ゆえに高いお金を出して買ったものがムダになったときのショックは計り知れません。

自分のオンライン講座を受けた人にはそれを味わってほしくありませんでした。時間を返すことはできませんが、せめてお金を返すことは販売者としての必要なんじゃないかと。

 

 

ただ、今思うとやっぱりこのディールは僕にとってあまりにも痛すぎました..(ToT)

きれい事をどれだけ言っても、あれだけの時間を費やして作ったのに最終的な利益はゼロ..

 

僕はビジネスマン・事業者として間違いなく失格です。松原さんにはぜひ反面教師にしていただきたいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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松原さんへ：

 

ということで、

この1年間は日本語教師を始めたり、オンライン講座を作ったり本当に本当にやることが多すぎて、ブログをやっている時間は全くありませんでした。もし松原さんや松原さんの娘さん、奥さんがのび太ブログの更新を楽しみにしていたとしたらごめんなさいm(_ _)m

 

もしよろしければ今後はYouTube動画の方をご覧になっていただければと。

 

それにしても最近の松原さんは会社を作ったり、セミナーをやったりして、近年の活躍は本当にめざましいですよね。どんどん大きくなっているのですごいなぁと陰ながら尊敬しております。

自分はいまだに貧乏人なんで結婚もできない状態なんで、松原さんとは天と地の差を感じますわ。

 

もし今度東京にいらした際はぜひビジネスを”ゼロから”教えていただけないでしょうか？どうしたらもっとお金を稼げるようになるのかを。

 

そして、もしよかったらメシをおごってください。吉野家で構いませんので。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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