今年8月から始まった株式会社NOBITAのYouTube動画「ブログで集客!」がついに60本を超えました。
結果はどうあれ、こんなにたくさんの動画をアップしてこれたことがまずは嬉しいです。
始めたキッカケは、以前お付き合いしていた女性に「やれ!」と強制させられたことです。
ー「勘弁して下さいよ!恥ずかし過ぎます!」
ー「はぁ!?あんた経営者でしょ!社長でしょ?バカなこと言ってんじゃないよ。」
ー「YouTubeって全世界に流れるんですよ!世界中に恥さらしさせる気ですか?」
ー「アホ!あんたの動画なんて誰も観ないわよ!私が観るためにやるのよ。」
ー「……( ̄O ̄; ))」
まぁ確かによく考えてみたら、自分の動画を観る人はごくわずかだろうし、恥ずかしもへったくれもないよなと。
8月から始めて約4ヶ月が経ちましたが、現在(2014.12.9時点)はシーズン3の第8話までいってます。(総計62本、合計再生回数:約4,300回、推定合計再生時間:約2,094分)
彼女とはもう別れたので動画をアップする義務はないのですが、ここまできたら行けるところまでいこうと思っています。
シーズンが終わるごとに「こうしたほうが良かった!」「ここが悪かった!」という改善点がどんどん見つかるからです。
中小企業の間では今、YouTubeマーケティングがとても流行っています。
多くの企業・団体がYouTube上にどんどん自社のノウハウ、商品・サービス紹介の動画をアップしていますよね。
そのため「ウチもYouTubeやってみようかなぁ〜?」と興味をもっている経営者は多いはず。
そこで今回は、僕がYouTube動画を60本以上流し続けてきた結果、いただいたご感想、課題、得られたことなどをお伝えします。
YouTubeマーケティングに興味のある方はぜひ参考にしてください。
What is the results after Nobita broadcasted more than 60 his own YouTube videos??(´∵`)??
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【目次】
- ■ いただいたご感想
- ■ 課題
- ■ 得られたこと
- ■ 視聴率ランキング
- ■ さいごに:これからYouTubeを始めたい方へ
いただいたご感想・ご意見
僕の周りで動画を観てくださった方々からいただいたご感想は、以下のような感じです。
- 服装がよくない、ダサい
- 髪型をちゃんと整えろ!
- 真剣にやってるところ悪いんだけどさぁ、マジ爆笑(笑) ノウハウ動画じゃない。お笑い動画だろ。
- ムダにテンションが高い。もっと落ち着け!
- 熱い!
- 声、張りすぎ!若手芸人か!
- 面白かったです(笑)
- どうしても笑ってしまう。ウケ狙い動画としてならまぁまぁだが、ノウハウ動画としては20点ぐらい(/100点中)
- 近所迷惑にならないの?
- 一生懸命なのはわかる。けどもっと冷静に話したほうがよいのでは?
- ブラック企業の社員みたい(笑)「黒ネクタイに腕まくり」だけはやめたほうがいい。
- イケてない塾の先生みたい(笑) etc
結果としては、「ノウハウ動画」とは決して言い難く、「素人が無理して頑張っている」ぐらいのレベルにしか観られていなかったようです。
しかし、中には「いい情報だった!」「参考になった!」と言ってくださる方もいました。
また、「シーズンを重ねていくにつれて堂々と話している感じが出てきたよ。」という意見もあり、嬉しかったですね!
課題
1. 話し方が下手
同じことを2回以上言ってしまったりと、早口になってしまったりと、話し方において改善点は多々あります。
文章で伝えることには慣れていますが、カメラの前でわかりやすく伝えるというのは予想以上に難しいと感じました。
(アナウンサーってすごいわ..)
しかし僕とは逆で、書くのは苦手だけど普段から人前で話す機会が多いという方は、YouTubeマーケティングがぜひオススメですね。
特に経営者、社長をやっている方は、普段から自分の社員たちに話す機会が多いため慣れているでしょう。
話すのが得意な方は、ブログをやるよりYouTubeをやったほうがいいかもしれません。
2. 内容がおもしろくない(特別感が薄い)
僕の動画ではブログに関わるノウハウ・知識を流していますが、この手の情報はすでにネット上で多数存在し、知っている人も多いため特別感があまりありません。
有名人ならともかく、一般人がYouTube動画を流すならば「ここだけしかない貴重な情報提供」ができなければ人は集まりません。
コンテンツの質向上とユニークさ(珍しさ)がもっと必要だと感じています。
3. 話に説得力がない
僕自身が「ブログ集客」でそこまで大きく成功しているとはまだ言えませんし、そもそも起業1年目でまだまだ『ひよっこ』の話すことには誰も納得してくれません。
起業して何十年も経つベテラン経営者の方々から見れば、「赤ん坊がオママゴト」してるだけにしか見えないでしょう。
「君みたいな、まだ起業1年目の駆け出しが何を言っても説得力はないよ。君にビジネスの何がわかるっていうの?ビジネスごっこはいい加減にしてよ。」
先日ある方に言われた言葉には、マジで泣きそうになりましたね…
得られたこと
1. 自分をより知ってもらえた
動画の良いところは顔が見えることです。
その人の顔や話し方が見えるだけで、誰にも真似できない独自の世界観を伝えることが可能です。
誰か分からない人が発信する情報ではなく、「まさにこの人が発信している情報だ!」となるのです。
ブログによる文章だけでは本当の自分は伝えきれません。
僕が思うに各媒体において、あなたを伝える力は以下のようになるでしょう。
ブログ < 動画 < 電話 < 対面
仕事を依頼する前に、お客さんが必ず気になること。それは、
「実際はどんな人なんだろうか〜?」です。
ウェブ制作の料金や内容はメールなどでわかるとしても、実際の人物は見てみないとわかりません。
そんなとき僕のYouTube動画を見れば、「へぇ〜こんな奴なのか〜。」というのがわかるでしょう。
もちろん、動画を見て「こんなやつに仕事頼めねぇよ!」「生理的にこういうやつはダメだ」となる人もいるでしょう。
それはそれで全然構いません。むしろそれが狙いです。
ウェブ制作の仕事は長丁場です。約1〜4ヶ月はお付き合いすることになります。
関わる期間が長いので、お客ではなく“パートナー”として協力してやっていきたい僕としては、“素の自分”を知ってもらえた方がよいです。
素の自分を知った上で頼んできたお客さんだからこそ、「本当にその人のためを思って仕事をしていきたい!」と思えます。
2. 話すのが恥ずかしくなくなった
60本以上もの動画を撮影してきて、さすがに恥ずかしさは全くなくなりました。
先日あるクライアントには、「回数を重ねるごとに堂々としてきたね〜。」と言われ嬉しかったです。
また、
初対面の方と緊張せずに話せるようになってきたと思います。
お問い合わせくださる方のほとんどは、「のび太動画」を事前に見てくださっているということもあり、最初から打ち解けることができたお客さんもいます。
お客さんとしても、実際に会う前はどんな人なのか気になるものですが、動画で確認しておけば、ある程度気軽に話せるようになると思います。
3. 人脈・仕事
動画を観てコメントをくださった人との交流を通じて、意見交換したりお仕事をいただけたりもしました。
ある方はブログ集客には全く興味がなかったのですが、たまたま僕のYouTube動画をみて「ほぉ〜こいつなかなかおもろいな」となり話しかけてくださったそうです。
話しているうちに「じゃあウチのウェブサイト作り直してくれる?」となりました。
いま日本では、「YouTubeサーフィン」をやっている人が多いようです。
※YouTubeサーフィンとは? (・ ・?)
YouTube上で、気になる関連動画を次々と閲覧していく行動のこと。
波から波へと渡るサーフィンに見立てた造語。人によっては毎日3〜4時間やってしまうこともある。「ネットサーフィン」のように、一度ハマってしまうとなかなかやめられない中毒性をもつ。
YouTubeを利用するユーザーは年々増加傾向で、いまやテレビより見る人が多いかもしれません。
閲覧する人はかなり増えていますが、動画をアップロードする人はそこまで増えていません。
そのため、YouTube上で発見される可能性は高くなってきていると思います。
のび太動画 視聴率ランキングトップ5
1. PV数は気にするな!気にするべきは〇〇!(シーズン1 第21話)
2.「ブログに書いたノウハウが競合に真似される!」という心配(シーズン1 第9話)
3. 情報発信することの大切さ!!(シーズン1 第7話)
4. どうしても行動できないできないあなたへ!!(シーズン1 第11話)
5. ダメな社長の特徴3つ!(シーズン2 第6話)
さいごに:これからYouTubeを始めたい方へ
以前の僕は、YouTubeに自身の動画をアップするのが、かなりハードルの高いことに感じました。
めちゃめちゃカッコよくて話し方がうまい人ならともかく、イケてない口下手な普通の男28才としては、めちゃめちゃ勇気のいる行為でした。
今では自身の動画を流す行為に全く抵抗感はなく、人前で話すことも苦じゃなくなりました。
これだけでも自分としてはかなりの収穫です。
文章による情報発信では、本当のあなた・会社を伝えることはできません。
しかし、動画による情報発信では「完全なる自分独自の世界観」を伝えることができます。
ゆえにブランディング化につながっていきやすいです。
YouTubeマーケティングに興味をもっている個人事業主・経営者の方に、今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。