これから留学したい人にとって、実際に体験した人の意見ほど参考になるものはありません。
特に自分と同じような境遇だった人ならなおさらです。
今回の記事は、つい数ヶ月前までカナダで留学していた元同僚の新美 友紀子さん(以下ユキさん)との会話をまとめたものです。
ユキさんは帰国後、“女の子専門”に留学をサポートする「ナデシコ留学」を立ちあげ、現在は日本担当のカウンセラーをされています。
(のび太:)いや〜ユキさん、久しぶりですね!超なつかしい。
(ユキさん:)久しぶりですね〜!のび太さん、元気そうだねー!
(のび太:)ユキさんも元気そうですね。それにしても、女の子専門の留学サービスを始めるとはなぁ〜。いや〜すごいなぁ〜。
(ユキさん:)のび太さんのYouTube見てますよー。失恋したのにあんな元気でやってるなんてすごいですね。
(のび太:)….そこには触れないでもらえません?
(ユキさん:)。。。
かなり気まずい感じで会話はスタートしました(´ε`;)
しかしお互い起業したもの同士ということもあり、全体的には楽しい雰囲気でおしゃべりできて良かったです。
ユキさんとの会話で特に話題になったのが、留学での失敗について。
(ユキさん:)いま振り返ってみて、私の留学には大きな失敗が3つあったのかなと。。
(のび太:)へぇ〜。その失敗3つってなんなんです?気になるなぁ〜。ぜひ詳しく聞かせてもらえません?
What were the worst three mistakes Yuki had ever made when she decided to go to Canada???(´∵`)??
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行く前に知っておけば‥‥カナダ留学での大きな失敗3つとは?
1. 英語の習得だけを目的にしていた
(ユキさん:)1つ目は「英語の習得だけを目的にしていた」こと。いやむしろ目的意識すらもなかったかもしれません。
「旅行で困らないくらいの英語力になったらうれしいな~」的な、きゃぴっとした考え方でした。
でも、現地に行って生活ができるようになり、渡航後の興奮も冷め始めるとハッと気づくんですよね〜。
「私って、ここで生きるとしたら何もない人間だな…」と。
(のび太:)その気持ちはわかるなぁ〜。海外では何か特別スキルがないと存在価値がないみたいな。
(ユキさん:)日本では広告代理店でマーケティングと営業をしていました。日本メイドのマーケティング知識や、営業トークが少なくともあったと思います。
でもカナダではそれが使えるとは思えず、とても営業トークできるだけの英語力はなかったです。
なにもなかったんですよ。。
(のび太:)いや、そんな悲しい顔して言わなくても…
(ユキさん:)すぐに何かを始めるだけの機動力も人脈も当時はありませんでした。
「このままでいいのか?」と思いながら、普通のカフェのアルバイトをして英会話に磨きをかけるだけで時間が過ぎていきましたね。
「私は〇〇になる!」みたいな目的がハッキリしていれば、こうはならなかったと思います。
目的がないと行動があやふやになるし、モチベーションもそこまで上がりません。
また、単純な英語力だけ身につけてもそこまで大きな自信にはならないと思います。+αとして何か専門スキルを身につけられていたらと。
(のび太:)それは僕も同感です。留学は英語だけ身につけても意味はないですわ。やっぱり+αがないと日本に帰ってきてから、めっちゃ厳しいですよねー。
2. 学校を選ぶポイントを知らなかった
(ユキさん:)ワーホリのときは最初に語学学校に行きました。友達はできたけど英語はそこまで伸びなかったです。。
(のび太:)なんでですか?
(ユキさん:)選んだ学校は、平均年齢が低めの「ワーイ」という雰囲気の学校でした。最初はそりゃもう楽しかったです。
でも、若い子が多いせいか勉強に対するモチベーションが低めな印象があり、授業も中上級でもゲームばかりやっているタイプの学校でした。
(のび太:)それよくあるパターンですよね。ただ楽しいだけで終わっちゃうみたいな。
(ユキさん:)「語学学校は学校が質を決めるのではなく、生徒が質を決める」とどこかで聞きました。まさにその通りです。
持っているコースや規則によって、『集まる生徒のタイプ』も変わりますから。
その点を知らなかった、よく調べなかったことで、高い学費を支払っても「あれれ?」という満足度で終わってしまった感じです。
「学校選び」のポイントが全然よくわかっていなかったですね〜。
(のび太:)学校選びって本当に難しいですよね。どんな学校が実際自分に合っているかなんて、わからんですよ。。僕もそこは後悔してます。
3. リサーチが甘かった
(ユキさん:)結局は「よく調べていなかった」に尽きると思います。目的にしても学校選びにしても、しっかりリサーチさえしていればもう少し状況は違ったと思います。
基本的に怠慢なので、いつもツメが甘いのです。。
カナダ現地に着いてからいろいろなタイプのワーホリや留学を知って「そんな方法もあったのか…!!」と気づく。時すでに遅しです。
(のび太:)事前の情報収集はかなり重要ですよね〜。まぁほとんどの人はネットで調べて終わるみたいですけど。
(ユキさん:)個人的にはインターネット上には情報がありすぎるのかなとも思います。自分に合っているものを選ぶのすらも一苦労で、「まぁ平均的なプランでいいか」と変に落ち着いてしまう。
とくに私のように最初から目的意識がクリアでない場合、表面的な情報だけでなんとなくで過ぎていってしまう可能性は高いと思いますよ。
(のび太:)ネットだけで決めるんじゃなく、経験者や留学にちゃんと精通した人に相談するのが一番いいのかもしれませんね。
自分の経験を生かしてもらいたい!
(ユキさん:)私が今の仕事を始めたのは、「自分の経験をこれから留学する女の子たちに生かしてもらいたい!」ということがキッカケでした。
現地生活でのコツや、留学の利点と欠点も身をもって経験しました。
それを伝えずにはいられなくて、カナダ現地で出会った人々に協力してもらい、留学業をスタートすることになったんです。
いろいろな留学生を見てきた今は、様々な方法やその人に合ったベストな道筋を知っています。
今は友達感覚すぎるカウンセリングでたくさんの女の子のお話を聞いていますね。
みなさん、学校の種類のお話やビザのお話をすると「そこまで知らなかった!!」と言ってくれるので、心の中では聞くたびにほくそ笑んでいます(笑)。
「私の失敗が人様の役に立っている!」と。
(のび太:)いや〜素晴らしい考え方ですね〜。やっぱり自分が身をもって失敗したことって、他の人にはすごく参考になりますよね。
留学する上で意識すべきことは?
(のび太:)ところで、これから留学する人にとって、一番意識してもらいたいことってなんですか?
(ユキさん:)「英語のその先」をいつも見ることです。
のび太さんがカナダでウェブやIT知識を身に付けたように、+αをいつも見ることが、英語上達なんかもすっ飛ばして「満足できる留学」になると感じます。
だからこそナデシコ留学では、海外保育士資格取得の留学や、通訳翻訳コース、ホスピタリティなど女の子にオススメの専門学校の紹介をしてます。
それに、インテリアデザイナーや調理師などのアート系の専門学校、またビジネス、マーケティングなどつぶしの効くコースまで、+αを意識した留学やワーホリを案内するようにしてますね。
(のび太:)英語に自信がない場合はどうします?「いきなり専門学校で学ぶのはちょっと。。(´ε`;)」と感じる人もいると思いますよ。それに費用もかなり増えるんじゃ。。
(ユキさん:)TOEIC400~500くらいでも、語学習得コースや語学学校から始めれば数か月で本科に入ることが可能ですよ。
「費用が語学学校より高いのでは?」という方はよくいますが、実はそうでもありません。専門学校によっては同じくらい、または毛が生えたくらいの費用で通うことができます。
(のび太:)へぇ〜、全然知らなかった!
(ユキさん:)私もこのあたりを知らなかったんです!英語の入学要件はもともとクリアできていたのに、もったいないことをしたと今でも後悔してます。
とにかく留学で大事なのは、やっぱりその先を見ること。英語をゴールにすると、英語すらも飛び越えられないかもしれません。
でも英語のその先にゴールがあれば、英語は気づいたら飛び越えられているんですよ。
なんかワクワクしません?
(のび太:)うん、すっごくワクワクするー(^^)!
さいごに:インタビュー後記
まさか元同僚のユキさんが、自らの失敗を生かして留学サービスを始めるとは驚きでした。。その行動力には感心します。
留学で失敗したことを話してくれましたが、「自分の経験を役立ててもらいたい!」と語るユキさんは本当にイキイキしていました。
経験を生かしている時点で、彼女の留学は失敗だったのではなく、十分成功だったんじゃないかと強く感じましたね。
ちなみにユキさんからは、「女の子は留学すると、ここが楽しい!」みたいな話も聞きましたー。
女の子に特化した留学サービスをしているということで、その辺のことを詳しく知ってましたね。
次回以降の記事でぜひ紹介させていただきたいと思っていまーす。お楽しみに〜(^^)!
“女の子専門”留学サービス「ナデシコ留学」について
ユキさんがカウンセラーを務める「ナデシコ留学」は、女の子による女の子のための留学サポート。「英語のその先を見る」をコンセプトに+αが身に付く留学をご提案。
憧れの先には現実も… ただ留学をして英語をマスターしただけではない、”かっこかわいい留学ナデシコ”に!