ライフバンクーバーのコーナーの1つに「ヒト」というのがあります。
保育士、ヘアスタイリスト、居酒屋オーナー、ヨガ講師、マッサージセラピストなどなど、これまでいろいろな方々にインタビューさせてもらいました。この経験は間違いなく僕の一生の財産になると確信しています。
僕はライフバンクーバーでイベント情報、おもしろ情報などいろいろな記事を書いていますが、このインタビュー記事を書く時はより気合いが入ります。
だって、その記事はその人が言ったこと、考えていることを
代弁するものだから。
「ちょっと、のび太くん!私が言ったのはそういうことじゃないでしょ!」
「僕が言いたかったのはそういうことじゃなかったんだけどなぁ〜」
ってなったら最悪です(>_<)!
だからインタビュー記事に対しては思い入れがありますし、
今でも結構緊張します。
僕がインタビューの後に、いつも必ず感じてしまうことが3つあります。
今日は僕がなぜバンクーバーにいるいろいろな人へのインタビューを始めたのか、そしてインタビュー後にいつも感じる3つのことについてお話させていただきたいと思います。
Why did Nobita start interview and what does Nobita always feel after the interview??(´∵`)??
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キッカケは徹子の部屋
そもそも一体なぜ僕はインタビューを始めたのか?
それは「徹子の部屋」でした。
子供の頃から僕は、
「徹子の部屋」が大好きでよく見てました。
見るたびにいつも感じていたのは、
「徹子さんはいいよなぁ〜
毎日いろいろな人と話せて。ホントうらやましいなぁ〜。」ということ。
日本で僕は子供の頃からすっごく人見知りで、
家族以外の人とはうまく話すことができませんでした。
だからこそ、
「人間と普通に会話がしたい!」
「誰かと楽しくおしゃべりがしたい!」
「徹子さんのようにいろいろな人と楽しく会話ができるようになりたい!」
という強いあこがれ、願望が常にありました。
そしてカナダにやってきてからもその願望は大きくなり続け、ついにその思いが抑えきれなくなってしまったんです。
それこそが僕がバンクーバーでインタビューを始めた一番の理由です。
インタビュー後にいつも感じる3つのこと
1. バンクーバーって結構いいとこなんだなぁ〜
インタビューでは必ずバンクーバーの印象ついてお聞きするようにしています。
これまでインタビューさせてもらったほとんどの方は僕よりバンクーバーに長く住んでいました。
なので、バンクーバーのことをどう思っているのか、どんなところが気に入っているのかは気になります。
「とてもゆったりした雰囲気ですごく住みやすい。」
「都会でありながらも美しい自然がすぐそこにある。
本当にリラックスできるところ。」
「いろいろな国の人がいて、自分が外国人であることが全く気にならない。治安も良くて、安心して住める。」
みなさんに共通していたのは、バンクーバーへの印象はとても良いということでした。
だからこそ日本に帰らずに、バンクーバーで長く住まれているわけですよね〜(^^)。
「へぇ〜、バンクーバーって結構いいとこなんだなぁ〜」
バンクーバーに長く住んでいて、僕よりもよく知っている方々から聞いた意見だからこそ、僕はそう納得できますね!
2. いや〜、勉強になったなぁ〜
インタビューさせていただいた方々から聞いた考え方、生き方には本当に勉強になります!
みなさんからは、人生の先輩として、僕が学べること、参考にすべきことが毎回必ずあります。
【具体例】
4月にインタビューさせてもらった、マッサージセラピストの有紗さん。
初めてお会いした時から、笑顔がとってもステキ、自然体で明るい有紗さんには人間として強く惹かれるものがありました。
(※バンクーバーの「ヒト」に注目!第5回目、マッサージセラピスト・窪田有紗さん)
話していて一番印象的だった言葉が、
健康になるために一番大事なことは、“ゆる〜く”生きることだと思います(笑)
いくら健康になりたいといっても
「野菜しか食べない!」、「絶対毎日運動する!」みたいな感じになると、逆に健康に悪いと思うんですよね〜。
そういう自分に頑張り過ぎないで素直になる“ゆる〜い”生き方が健康になるために大事だと思いますよ〜。
僕は子供の頃から失敗ばかりでダメなのび太なんで、
「もっと頑張らなきゃ!!」「自分をもっと変えていかなきゃ!」と思うことが多いです。
アニキからはよく、「お前はダメなやつなんだから、人より3倍努力しなきゃダメだ!もっとがんばれ!」
ってよく言われますし..(TOT)
でも僕は有紗さんから自然体であることの大切さを学んだような気がします。
自分を認める、受け入れる。
自分の気持ちに素直になることの大切さ。
まず自分自身を好きになってあげることの大切さ。
そして自然体で“ゆる〜い”感じの有紗さんはすっごい魅力的でした!
僕はその大人の魅力にもうメロメロっすね!
3.オレ見習わなきゃなぁ〜
インタビューではいつも最後に、
「これからの目標はなんですか?」という質問をします。
その人がその先なにを目指しているのか、どうなりたいのかが気になるからです。
みなさん、「〇〇していきたい!」「〇〇を達成したい!」という明確な目標をもっているので、僕は聞くたびに「すばらしいなぁ〜。見習いたいなぁ〜」といつも感じてしまいますね。
【具体例】
7月にインタビューさせてもらった、ヨガインストラクターの美音さん。
バンクーバーに住んでいる日本人にヨガの素晴らしさを伝えるべく、ご自宅で日本語ヨガクラスをされています。
ヨガと出会ったキッカケやその魅力を存分に語ってくれて、僕はますますヨガ興味をもちましたね(^^)。
今度美音さんのレッスンをぜひ受けさせていただきたいと思ってます。
(※バンクーバーの「ヒト」に注目!第8回目、ヨガインストラクター・清岡美音さん)
美音さんと話した中で一番印象的だった言葉が、
レッスンを終えた後はいつも「次はこうしよう。もっとこうしたらよかったんじゃないか?」と思います。
ヨガを教えることに対して、「もっと上手に分かりやすく伝えたい!」という思いは常にありますね。
そういうふうに絶えることのない向上心を感じられることが私にとっては大きなやりがいです。
自分がやっていることに対して向上心をもって、
常に上を目指している人ってすっごく魅力的だと思いませんか?
接客の仕事なら、「次の日は少しでもお客さんへの印象を良くしよう!」と思っている人。
掃除の仕事なら、「次は日は少しでももっと素早く、もっとピカピカにしよう!」と思っている人。
先生の仕事なら、「次は日は少しでももっと上手に、わかりやすく教えられるようになろう!」と思っている人。
Webサイトを作る仕事なら、「次のものは少しでももっと早く、クオリティーの高いものを作ろう!」と思っている人、
などなど
どんな職業、仕事であっても、向上心を持っている人はみなさん本当に素晴らしい!
僕は心から尊敬しますし、見習いたいと思います。
だからこそ僕の人生の目標は、
死んでしまう1秒直前まで「1%でも自分のスキルを上げたい!成長したい!」と強く思っている人間であることです!
自分自身への3つのアドバイス
僕が今後もっと良いインタビュアーとなるために必要なことは一体何か?
自分自身への備忘録として以下に残す!
1. 緊張し過ぎるな!
人と普通に会話することに対して、日本にいた頃よりはだいぶ慣れてきたと思います。
でもやっぱりインタビューさせていもらうときは、まだすっごく緊張します(>_<)!
「失礼なことを聞いて怒らせてしまったらどうしよう…」とかいろいろ考えてしまいますね。
緊張しすぎてしまうと、自然に話すことができないし、相手まで緊張させてしまいますよね (T-T)。
だから僕は、「あがり症」を今後絶対に改善していかなければならないと思ってます!
緊張しないためにできることはなにか?
それは入念に準備することが一番重要だと思います。
テストと全く同じで、準備をしっかりしているからこそ本番では落ち着いてられる。
慌てずにいられると思います。
ちなみに、
取材、インタビューに関してのいい方法を探していたら、
こちらの記事(取材をうまく行おう!プロがまとめる取材のコツ10)は
目からウロコが1リットルでるほど勉強になりました!
ぜひこれから参考にしていきます!
2. 雑談力をつけろ!
インタビューでは、まさかいきなり質問をしていくなんてことはできません。
最初に自然な会話をして、場を和ます、相手と打ち解けるための雑談は絶対に必要ですよね!
ですが僕の雑談力はかなり低レベルで困っています,,,,(TOT)
「今日はわざわざ来ていただいてありがとうございます。」
「いえいえ、こちらこそこんな機会をもらってありがたいです。ありがとうございます。」
「それにしても今日は天気がいいですよねぇ〜」
「そうですね。最近ホントいいですよね〜」
「・・・・」
「・・・・ (ー’`ー;」
(気まずい沈黙,,,,)
毎回自分の雑談力のあまりの低さにはマジで泣きたくなります!本当に情けない!
申し訳ないです…
オレは絶対にもっと雑談力をつけなきゃアカン!!
3. 全力で感謝しろ!
インタビューさせていただいた方々はみなさん僕の質問に対して丁寧に真剣に答えてくださいました。
しかもお忙しい中わざわざ時間をとってオフィスまで来ていただきました。
また、僕がうまく話せない、質問できなかった時に、
「あっ、もしかしてのび太くんが言いたいことは〇〇ってことかな?」
みたいに親切にフォローしていただいたりもしました。
これまでそういった素晴らしい方々にインタビューさせてもらったことに関して、僕は全力で感謝しなければなりません。
そしてなによりも、
感謝の気持ちをもって真剣に聞いてくれる人には、
誰だってちゃんと答えてあげたいと思うもの!
だからこそ、これからもインタビューさせてもらう方には、全力で感謝の気持ちをもって、一生懸命に聞いていきたいです!
これまでインタビューさせてもらったみなさんは本当に素晴らしい人たちばかり。
彼らの考え、生き方からは学べること、見習うべきことがたくさんありました。
僕はこれからもっといいインタビュアーを目指していきたいです!目標は黒柳徹子さんです!いや、タモリさんです!
そしてインタビューを通してもっと多くのこと学んでいき、自分を少しでも成長させていきたいと思っています。
最後に、
インタビューさせていただいたみなさん、のび太のような僕にインタビューさせてくれたこと、すごく感謝しています!
とても貴重な経験を本当にありがとうございましたー!!