仕事ができる人になりたい!
誰もが思うことですよね?
昔住んでいたバンクーバーは、日系スモールビジネス盛んなところで、周りに多くの経営者がいました。
留学エージェントの社長さん、お寿司屋さんのオーナー、アメリカ就職斡旋会社の社長さん、旅行代理店の社長さんなど、すごい方々が身近で働いて、よく話しをさせていただきました。
当時は別になんとも思いませんでしたが、社長となった今にして思えば、あの状況はかなりありがたかったです。お手本があれだけいたわけですから。
帰国して起業した後も、様々なタイプの経営者さんに出会い、一緒にお仕事させていただく機会がありました。
みなさん優秀な方ばかりで、今すごく刺激を受けてます。「オレも早くあんなふうになりたいなぁ〜」と感じています。
いろいろなタイプの経営者さんを見てきた中で、仕事ができる人にはある5つの共通点があることに気づきました。
経営者に限らず、「仕事ができる人になりたい!」と思っている方は、ぜひ僕と一緒に彼らを見習っていきましょう!
What are the 5 common things of competent managers??(´∵`)??
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1. ITスキルが高い
ITスキルは何もエンジニアやIT企業の人たちだけがもっていればいいものではありません。
これまで出会ってきた仕事ができる経営者は全員どんな業種・分野であれ、とても使いこなしていました。
例えば、ExcelやWord、PowerPoint、それにiPhoneやiPadなどを存分にビジネスに生かしています。
そのうち1人がバンクーバーで仲の良かったあるお寿司屋さんのオーナー。iPadで在庫管理をしたり、Webサイトにオンラインオーダーを設けたり、Facebook広告を活用したりと、いろいろな場面でITの力を大いに活用していました。
今の時代、経営者がITを使いこなせないというのは、ありえないことなのかもしれません。
ひと昔前では使えることが強みでした。
しかし今では、Dropboxでデータを共有したり、LINEのグループトークを使って簡易ミーティングをしたりするのが、どこの会社でも日常茶飯事になってきました。
つまりITを使えない人は、みんなと一緒に仕事ができないということ。今後は間違いなく取り残されていくでしょう。
2. コミュニケーション能力が高い
仕事ができる人は、絶対に1人だけでやろうとしません。
自分の意志をしっかり示し、やってほしいことを的確に指示します。1人ではなく、チームでやっていくという意識が高いのが特徴です。
意外に思われるかもしれませんが、優秀な経営者は、必ずしも高い技術力をもっているわけではありません。
これまで出会ってきた中には、特別なんのスキルも持っていない方も多くいらっしゃいました。
ただ絶対的に共通していたのは、相手の意見をうまく聞き取るヒアリング力と、わかりやすく端的に伝える説明力をもっているということでした。
コミュニケーションがうまいからこそ、仕事ができる経営者は、人を動かすのが本当にうまいです!
3. 自分の強みと弱みを知っている
優秀な経営者は自分の得意・不得意を把握しています。だからこそ、できるだけ得意なことに多く時間を費やし、その他のことは全部人に任せるという選択ができています。
経営者に限らず仕事ができる人はみんなそうです。得意なことに一番時間を使っている傾向があります。それが会社と本人にとって、一番良いということをちゃんと理解しています。
どうです?あなたは自分の得意・不得意をしっかりわかっていますかね?
もしあなたが、「仕事がつまらない」「やりがいがない」と感じているならば、それはあなたが得意じゃない(または好きじゃない)仕事をしているからです。
まずは自分のやりたくない仕事(=苦痛に思う仕事)を紙に書き出してみましょう。そしてそれらはこれから何としても避けるべきです!
最悪、仕事をやめることになってもしょうがないと個人的には思います。
やりたくない仕事を続けるほど人生最悪なことはありません。
4. 行動力がある
仕事ができる人は、仕事を待っているのではなく、自分から動いてとってきます。
スケジュールに追われるのではなく、自分から追っていきます。受け身の状態でいることがまずありません。(というかそれに彼らは耐えられません。)
仕事(チャンス)は待っているだけじゃ一生きません。自ら生み出すものです。自分が社長となった今、それが痛いほどわかります。
先日ある経営コンサルティング会社の方とお話する機会があったのですが、3年で潰れる会社の一番の特徴を、「社長に行動力がない」とおっしゃっていました。
経営者の方は毎日自分に必ずこう問いかけてみては?
「おい。今日のオレ、動いているか?」
5. ポジティブ
- 疲れた..
- 忙しい!
- 仕事が山ほど残ってる..
- 眠い..
- 充実している!(疲れた..)
- よく働いたぁ〜!(忙しい!)
- やり切った後に大きい喜びがある!(仕事が山ほど残ってる..)
- 終わった後ぐっすり寝れる!(眠い..)
仕事ができる人はネガティブな言葉を選びません。
なぜなら、ネガティブは自分自身のモチベーションと集中力を落とすだけの何の意味もない行為だと知っているからです。
何かトラブルや緊急事態があった時も、「やばい!どうしよう…」と考えるより、「じゃあ次どうするか?」を考えます。
落ち込んだり悩んだりする暇あったら、次どうするかを考える方が、よっぽど会社にとって有意義です。
まとめ
仕事ができる経営者の特徴5つ
1. ITスキルが高い
ExcelやWord、iPhoneやiPadを使いこなし、自分のビジネスに大いに生かしている。これはどんな業種、分野の経営者も共通。
2. コミュニケーション能力が高い
チームで仕事をする意識が高い。周りと十分にコミュニケーションをとり、人を動かすのが非常にうまい。
3. 自分の強みと弱みを知っている
わかっているからこそ、得意なことに多く時間を費やすという選択ができる。それが会社・本人にとって一番良いことだと知っている。
4. 行動力がある
動かない(= 受け身の)社長がやっている会社は間違いなく潰れる。「おい。今日のオレ、動いているか?」を毎日自分に問いかけよう!
5. ポジティブ
ネガティブな言葉には何の意味もない。「あぁどうしよう….」より「さぁ次どうするか?」を考えよう!
僕が最も尊敬している経営者
バンクーバーで出会った藤井佑耶さんという経営者。COSカナダ留学サポートデスクという会社の社長さんです。
同じ部屋で働いたあの日々は、今思えばかなり貴重な時間でした。経営者としての凄さを魅せつけられました。
もし出会わなければ、僕が起業することは絶対になかったです。彼と会うまでは、「経営者にだけなりたくない!」と思ってましたから。
それでもあの人には、「オレもあんなふうになりたい!」と思わせる力があったんです。
彼に感謝の気持ちを伝える一番の方法は一体なんでしょうか?
プレゼント送ったり、飯をおごったり、「ありがとうございました!」といった言葉ぐらいでは、あの人は別に全然うれしくないでしょう。
唯一の方法は、10年後もウチの会社が生き残っていることだと思います。
そして以下の言葉を彼に伝えたい!
「佑耶さん!今のオレがあるのは全てあなたのおかげなんだ。カナダにいた時、あなたが近くで経営者の手本を示してくれたから、オレでも10年間やってこれました。
オレはただあなたの真似しているだけでよかった。本当に本当にありがとうございましたぁ!!」
これをもし10年後に言うことができた時、あの人はめちゃめちゃ喜ぶに違いありません。
カナダ時代、めちゃめちゃ良くしてくれた佑耶さんに、僕はまだなんの恩返しもできていません。。。
あんなに助けていただいたのに(/_;)‥
一番の恩返しは、「佑耶さんを参考にしたおかげで、ウチの会社は10年間も生き残った!」と言えること。本当に実践できること。
そのために、オレは絶対に仕事ができる経営者にならなければなりません。仕事ができない経営者の会社は確実に潰れます!
ここで書いた5つができるように、これからもっと頑張る!!
しゃあぁー!気合入ったぁ!
ではさっさと仕事に戻りまーす!