カナダと日本の一番の違いは国民の「多様性」(Diversity)でした。
インド人、中国人、韓国人など、いろんな国籍の人たちが住んでいて単純に面白かったです(^o^)
移民が多い国だからこそ、外国人にとってはめっちゃ住みやすい国だと感じましたね〜。
まぁその辺については以下↓の動画で説明しておりまーす。
ってことで、
日本もあんなふうに多国籍な国になったらいいなぁ
と個人的には思っています。でも反対される方も沢山いるようですね。
上記のようなコメントに対しての返答として、今回は以下↓の動画を作らせていただきましたーm(_ _)m
Why Does Japan Need More Diversity??(´∵`)??
Advertising
移民が増えることによる弊害
僕がバンクーバーに住んでいたとき、近くに「リッチモンド」という都市があったのですが、中国人の数がハンパなかったです。
お店、レストランの看板はほとんど中国語。お客さんも店員さんもほとんど中国人。「ん?ここって中国?」と錯覚してしまいましたわ。
あの状態はさすがに行き過ぎかもしれません。英語が通じないからマジ困りました..(_ _;)カナダにいるのに..
移民が増えることによって、文化や言語の違いから地元市民たちは大いに戸惑うでしょう。特に最初は。
また、治安の悪化も懸念されます。実際、アフリカ・中東から移民を多く受け入れてきたヨーロッパ諸国では、テロ・暴動・犯罪の増加したことで移民反対勢力が高まっているようです。
しっかりとした受け入れ体制、国民の理解・サポートが必要であることは間違いありません。
移民のメリット
それでは逆に、移民が増えることによるメリットはなんでしょうか?
まずは「労働人材の確保」ではないでしょう。少子高齢化社会が急速している日本にとって、働き盛りの若い人材がますます必要になっていきます。
カナダでは特に人材が不足している産業に移民を多く流すことで失業率を高めることなく、労働者不足をうまくカバーしています。
そして何よりも、異文化が増えることによって新しい産業やサービスが生まれやすいということが大きいと思います。
日本は世界に比べるとまだまだ閉鎖的で固定概念に縛られている印象があります。単一民族であるがゆえ、みんなが決まりきった考え方しか持てません。
同じような考え方の人が集まれば、衝突・論争・対立などは起きません。しかし、創造性のある奇想天外な発想・アイデアは間違いなく生まれづらいです。
アメリカで大成功しているIT企業、例えばGoogleなどはもともと移民によって創設された会社です。
移民が増え異文化産業が発展したことで、アメリカは現在の経済大国へと成長していきました。
長期的な視点で見たら、日本がこれからさらに発展していくために移民を増やしていくことは必要なことだと僕は思います。
さいごに:日本は少なすぎる
これまで述べたとおり、移民を増えることにはメリットもデメリットもあります。どっちが良い悪いはありません。
つまり、多すぎてもダメだし、少なすぎてもダメだという結論になりませんかね?
現在日本にいる移民は全体の1%です。世界平均は約10%。
世界に比べ日本は明らかに少なすぎです。だからこそ僕は「もっと増やしたほうがいい」と主張しています。
国は”人間”と同じで、食べる量が多すぎてもダメですが少なすぎてもダメなんですよ。
ご飯だけじゃなくて、色んなおかずを”バランス良く”摂ることが健康に繋がると思います。
「違い」を受け入れることは簡単じゃありません。
- なんでコイツわかってくんねぇんだよ〜
- あぁ〜もうイライラすんなぁー!
同じ日本人でも上記のように感じてしまうことが多々あるんです。言語・価値観が違う外国人となればなおさらです。
しかし、「違い」は悪いことではありません。むしろ良いことではないでしょうか?
これまで知らなかった学び・発想によって人間として幅の広い柔軟性が身につく、つまり人間として成長できるのではないかと僕は思います。
何よりも色んな考えを持つ人と交流するのは、単純におもしろいんだぴょーん!(^o^)イェーイ!
※追記
今回の動画のコメントでは、多くの外国人から「間違ってる!」「お前の意見には反対!」などの反論を結構いただきました..(_ _;)..やっぱ今回のような論議を醸し出すようなテーマには触れない方がいいかもしれません。
議論が得意なアメリカ人に俺が勝てるはずもなく..m(_ _)m..
“たとえ”がわるかったのかなぁ..