僕の知り合いに松原潤一さん(通称:関西の松潤)という方がいます。ブログ集客の専門家としてコンサル、ブログスクール、セミナーなどをされています。
お互いのブログでコラボしようということで、今回は彼をターゲットにして記事を作っています。
松原さんも含めてブログをやっている人にいま僕が一番言いたいこと。それは、
アンチは避けられない
- いやいや、オレのブログはそんな見られないから
- そんなの有名人だけでしょ?自分には関係ないよ
と松原さんは思ったかもしれない。
実は、僕も1年前まで全く同じことを思っていました。そんなのは芸能人だけの贅沢な悩みだと。
でもまさか今アンチでこんなに苦しむことになるなんて1ミリも思わんかったです..
自分には関係ないなんて思わないでください。
あなたがブログを一生懸命やればやるほど、さらに大きく成長して今よりも2倍、10倍の人に見られる可能生は高いのです。
一昔前じゃ、人様に知られるなんてテレビ・雑誌に出るしかなかったでしょう。それが今じゃネットのおかげで誰もが有名人になれます。
実際、有名ブロガーと言われいる皆さんは、一昔前までただの一般人だった人がほとんどです。
ネットのメリットはめちゃめちゃ大きいですね。一般人でも自分の情報・意見を大勢に聞いてもらえるなんて最高ですよね。これはビジネスをやっていく上ですごく大きいですよね。
もしブログやYouTubeがなかったら僕がいまこうしていま食えていることはあり得ません。
でも、、 (ノ_-;)ハア…
松原さん、俺ね、そういえば最近ブログをほとんど更新してないんよ。こうして日本語で文章を書くこと自体が久しぶり。
..( ̄O ̄; )..
ねぇ、アンタ真剣にオレの話し聞く気あんのかい..
なぜ更新しなくなったのかって?
..(ノ_-;)ハア…
怖いんです..
What Scares Nobita to Write Blog?
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YouTubeを始めて
今から約1年前に僕は「Find Your Love in Japan」というYouTubeチャンネルを始めました。日本人との恋愛に興味がある外国人に向けての動画です。
内容としては主に外国人や日本人へ街頭インタビューが中心です。
でもしばらく前からは松岡修造のような熱血英語スピーチの動画も出し始めました。
完全に趣味として始めたので「まぁ100人ぐらいに見られればいいか〜」と思っていたのですが、予想以上に伸びていき、ありがたいことにチャンネル登録者は20,000人以上まで成長しました。(※2016年8月現在)
日本語でやってるのび太ブログは2年以上もやっていますが、情報発信力はそれをはるかに超えています。
そもそも第2言語で作った動画がこれほど観られているなんていまだに信じられません.. ( ̄O ̄; )
そしてここまでくると、どんどんやる気が出てきます。
- もっと有益なコンテンツを作りたい!
- もっとインパクトのある動画を出したい!
などという欲求が止まらんですね。
その結果、以下の様な動画を出しちゃったりもしました。若気の至りってやつでしょうか..(_ _;)
ただ、チャンネル登録者数なんて正直どうでもいいんです。
僕が一番貴重だと感じているのは、毎回コメントでいろいろな方から感想・意見を聞けるということ。
昔から国際交流に興味があって、小学生の頃は世界一周旅行していろいろな国の人達とお喋りしたいと思ってましたからね。
だからいま世界30ヵ国以上の人たちと交流できる機会があることは本当にラッキーだと感じています。
ただね、1つだけ嫌に思ってしまうことがあるんです..(ノ_-;)ハア…
英語圏の人に向けてのYouTubeなんで、当然見る人のほとんどは外国人です。
でもチャンネルが大きくなっていき、日本語字幕をつけ始めてからは日本人の方からのコメントも徐々に増えてきました。
そして残念ながら、そのほとんどが誹謗・中傷・叩き..
中でも多いのが僕の英語に対しての文句なのですが、最初僕にはこれが解せなかったです。
英語が堪能な外国人からだったら文句を言われるのは理解できます。自分に比べて劣っている日本人に対してイチャモンつけたくなるもんだろうなと。
でも同じ日本人なら、英語を話す難しさを知っている彼らだったら「ヘタでもよくがんばってるね!」と大目にに見てくれるんじゃないかと期待してたんです。
しかし実際は、その逆。
外国人視聴者からは「お前の英語は最高だ!」「お前の英語のアクセントはユニークでおもしろい!」というような意見をいただくことが多く、日本人からは誹謗されるという結果に..
出る杭は打たれる..
すべてはこのひと言に尽きますね。
松原さん、わかってほしい。
あなたがどんなに人のために頑張っていても、どんなに有益な情報をブログで提供し続けても、それを妬み・嫌う人間は日本に大勢いるんです。
僕は知ってます。
松原さんも含めてブログをやっている人はみな「自分の情報で人の役に立ちたい!」という思いが強いということを。
ビジネス・収益目的でやっている人、書くのが得意・好きという人でも、みんな根底にあるのは間違いなくこの思いです。
じゃなきゃわざわざお金かけてサーバー・ドメインとって、人によってはめちゃめちゃ調査・情報収集したり、画像加工したり、わかりやすくおもしろい文章を地道に書いていく作業は長く続けられません。
ブロガーみんなに共通しているのは「自分の情報・知識で、他の人の生活を豊かにしたい!幸せになってもらいたい!」という貢献心。
(逆に言うとそれがなければ、成功する可能生は低いと思います。)
僕がYouTubeをやっている理由も全く同じです。
もちろん楽しいからやっているというのもありますが、やっぱり一番は他の人に喜んで頂けるからというのが大きいです。
「こんな自分でも誰かの役に立っている!」と思うと幸せで胸いっぱいです。
だからこそ、
人のためを思ってやっていることが、逆に誰かを嫌な気分にさせたとわかったときのショックってキツイよね..
アンチメール
松原さん、
YouTubeのアンチコメントぐらいじゃ僕は気にしません。
たまに「顔がブサイク!」「英語が恥ずかしい!」と言われるぐらいなんて、子供の頃受けたイジメに比べたら全然大したことないですよ。
そういうコメントは無感情で、すぐに削除&スパム登録して終わりです。「はい、つぎ、つぎ〜」って感じ。
でも、メールでの攻撃に関しては僕は耐えられることができなかった..
ある日、Aさん(仮名)という方から「YouTubeを見て」という件名のメールが届きました。あの時の衝撃は今でも忘れられません。
あまりに見るに耐えないんで言わせてくれ。
まず顔や言動が人間とは思えないほど気持ち悪いし、めちゃめちゃなヘタで下品な英語も見苦しくてしょうがない。
カッコつけてスティーブ・ジョブズになった気になってるんだろうけど、お前のやってることは結局こどものあそび、自己満足。
「日本人=英語が酷い」というイメージをこれ以上広めるのはやめてくれないか?
あなたの動画を観て、いま本当に気分が悪いです。
…etc
…
読んだ後は、しばらく固まって放心状態です。じっくり読んでしまった自分がバカでしたね。
「あなたの動画を観て、いま本当に気分が悪いです。」という言葉がナイフのように心臓をえぐりました。
でもこれで真に受けて仕事に支障がでたら、それこそ奴の思い通りです。
「大したことない!それにこんなのは滅多に来るもんじゃないだろう。シカト、シカト!」と言い聞かせました。
しかしそれから4日後、またAさんからメールが届きました。
お前さぁ、毎回「Find Your Love!」とか言ってるけど、そんなことほざく権利あんのか?
彼女なし童貞のお前に恋愛のこと語られても何の説得力もないんだよ、正直。死ねよ。
人に恋愛しろとか言う前に自分自身の恋愛をどうにかすべきだと思うけどな。
それにおまえ、毎回マジでキモすぎるんだけど。。ウザいから早く死ね。てか顔がマジでブサイクすぎる。よくそんな顔でYouTubeやろうと思ったよな。
..etc
(´ε`;)
「2回も送ってくるなんて..コイツどんだけ暇なんだ?」と思いましたが、すぐに迷惑メール登録して、終わりです。「気にするだけ時間のムダー」と言い聞かせました。
忘れかけていた1週間後。
Bさん(仮名)という方からメールが1通。
お前、結局何がしたいんだ?外人恋愛させる気にさせて、一体何になる?
意味不明な情熱で外人増やそうとすんのマジでやめてくんねぇか?
てか英語の発音がいまだに下手すぎるてマジで引く。進歩ゼロだな、お前。
ホントにいい加減早く死んでほしい。
お前みたいな人間がいること自体、日本人としてマジで恥ずかしい。
..etc
すぐに同じ人物だとわかりました。
信じられないのは、この人からアドレス・氏名が変わったメールがいまだに1週間に1回以上は届くということ。
始めてメールが来てから、かれこれもう6ヶ月ぐらいでしょうか。
松原さん、信じられますか?6ヶ月間もこんなことをしてくる人間が世の中にいるなんて..
僕はいま性善説ではなく性悪説を信じざる得ません。
人間は生まれながらにしてみんな悪。人を傷つけたり陥れて、喜ぶ人も沢山いるんでしょうね。
最初のうちは「いや〜暇人だなぁ〜。いいなぁ〜時間に余裕あって」ぐらいにしか思ってませんでした。
でも最近ではこのことに対して「悲しい」と思うように。
「..オレのやっていることはここまでこの人を嫌な気持ちにさせたのか..」という懺悔の念が僕を苦しめます。
考えてみれば、見知らぬ人に長文のメールを送ってくること自体、相当な強い憎悪がなければ人はしません。
多少文句を言いたくても「時間のムダだよな」と思う人がほとんどだと思います。それ以前にそもそも僕のYouTubeを見るのをやめるはずです。
それが、わざわざメアドを変えてまでこんなにしつこく送ってくるなんて..
どんだけオレの動画はこの人を嫌な思いにさせたんや..
自分は人に貢献したいと思ってやっている。なのに、実際は自分のコンテンツでこんなにも怒り心頭の人間がいる..
なぁ松原さん、
いま人間として、ものすごく辛い。死にたくなるね..
オレのやってることって一体なんなんやろね..
YouTubeの急成長とは逆に、僕の中での虚無感・絶望感は日々大きくなるばかり。最近は食欲が激減し、夜もよく眠れません。
皮肉ですね..
最近のび太ブログを更新できなくなった1番の理由はこれです。
外国人向けの動画ですが、もちろん日本人の方にも観ていただけたら嬉しいので、日本語字幕を付けたり、これまで度々ブログで紹介してきました。
でもそれが今は、ブログで日本人向けにコンテンツを発信していくこと自体、すべてムダなことのように感じてしまいます。
YouTubeで日本人視聴者は全体の約20%。にもかかわらず、ほとんどの誹謗・中傷は日本人からという悲しい実態…
もちろん好意的な日本人の方も沢山います。松原さんのようにありがたいメッセージで励ましてくださる方も大勢います。
しかし、動画を出す度に毎回日本人2人以上から「死ね!」「キモい!」などというコメントがきて、削除&スパム登録するという作業が欠かせないというのが現実です。
今後チャンネルが大きくなっていくことになれば、この日課に費やす時間はますます増えていくかもしれません..
なぁ、松原さん、
オレはいま、日本人が怖いんだ..
そして、彼らに対して「有益な情報を提供したい!」という以前のような高いモチベーション(情熱)がもてません。
何度も言いますが、もちろん全ての日本人がアンチ、悪い人だなんて言いません。
しかし、あそこまでしつこくアンチメールをしてくる人間が存在するなんて思いもしませんでした。
そして「出る杭は打たれる」ということをこれほどまで強く体感したことは今までの人生ありませんでした。
なぁ、松原さん、
オレのやってることって、そんなに間違ってるのかな?
日本人と恋愛したい外国人を応援するのって、そんなにおかしいことなんかな?
さいごになりましたが、
日本人向けにブログを書いている松原さん、そして日本全国のブロガーさんたちには、自分自身の経験から次の3つを伝えたい。
1. アンチは必ずいる
先ほど述べたとおり、ブロガーは「人の役に立ちたい!」という思いが強いです。
だからこそ、「自分を嫌っている人がいる、嫌な気分にさせてしまった人がいる」とわかったときのショックは誰もが大きいでしょう。
でも松原さん、忘れないでほしい。
アンチは誰にでもいます。あなたの人柄、言動、コンテンツに限らず、多くの人に読まれる限り、全員に好かれるなんて100%無理なんです。
松嶋菜々子さん、堀北真希さんなどの好感度がとても強い女優さんでさえ、ネットの2チャンネルの世界では誹謗・中傷が絶えないのが現実です。
これは、SNS・ブログ・YouTubeなどのネットだけじゃありません。
職場や学校でも、「なぜか自分を嫌って暴言を吐いてくる人」「いつも悪いうわさを流してくる同僚」などに出くわした経験は誰もがあると思います。
もちろん、あなたの言動・行動によってそういう人が出てきてしまった場合もあるでしょう。
しかし、そうじゃないケースも沢山あります。あなたが「他と違った行動をしている、目立っている」などの時は特に。
ネットにしろ現実の世界にしろ、アンチに出くわした時、決して自分を責めないでください。
松原さんのしていることで1人でも喜んでいる人がいる、役立っている人がいるならば、堂々と自信をもってブログを続けてほしい!
2. むしろ良い事
考えてみてください。もしあなたのブログが1人にも読まれなかったら、アンチが存在すること自体あり得ません。
アンチが出てきたのは大勢の人に知られるようになったからこそ。その事実はむしろ嬉しいことではないでしょうか?
そして誹謗・中傷してくる人がいるということは、あなたの考え・主張がそれだけ強いもの・響くものだったからです。
逆に言うと、いつも賛同してくれる人ばかりで1人も反論がなかったら、その状況はブロガーにとってあまり良くありません。残念ながら「まぁまぁいい」というレベルです。
もちろんブログの種類・書く人にもよりますが、人の心に響くコンテンツというのはたいていトゲのあるものが多いと思います。
「トゲのあるコンテンツ」とは、いくつかの人は強い反感を抱くけど、大勢の人にとっては強烈な印象を残し大絶賛されるみたない感じ。
僕のように「アンチがいて悲しい、辛い..」と松原さんは思ってしまうかもしれないけど、ぜひポジティブに考えましょう。
それだけあなたのブログが多くの人に知れ渡り、コンテンツ力が強いという証拠なのです。
3. アンチと批判の区別
とはいっても、松原さんがブロガーとして「悪いコメントはみんな無視!」というわけにはいきません。
中には言い方は悪くても、正当な意見で自分の欠点を的確に述べているコメントも多く頂きます。「いや〜痛いところを突かれたなぁ..」という感じです。
そういう意見は無視するわけにいきません。正直ムカつくときもありますが、なるべく謙虚に受け止めて改善していく姿勢を忘れたくありません。
成長するためには、賞賛よりも、批判の方が必要ですからね。
人間は誰しも完璧じゃありません。欠点があって当然です。でも大事なのはその欠点になるべく早く気づき修正していくということ。だからこそ、批判的な意見がきた時はむしろ喜びましょう。
「死ね!」「キモい!」などは明らかですが、中には非難と批判の区別がつけづらいコメントも多いです。
例えば上記のコメントは、一見するとただの文句とも捉えられますが、よく考えると「LとRの発音を使い分けられてない」という僕の欠点を指摘してくれてます。
実際Rの発音が正しくないというのは紛れも無い事実。
ムカつきますが成長するためには謙虚に受け止めるしかありません。
このように、一見アンチと思う意見でもあなたの欠点を的確に捉えているケースもあります。非難と批判の区別には気をつけてください。
松原さんへ:
松原さん、ごめんね。
すごくネガティブな文章になってしまって。ブログをやるのが嫌になっちゃったかもね。
でもこれが現実です。ブロガーとしてもっと多くの人に知られたい、読まれたいと思っているなら「今後アンチが増えることは避けられない」という現実を忘れないでください。
ただ、何よりも大事なのは、アンチがいても決してやめないということ。それが一番最悪です。
僕の場合はもう日本人ユーザーは諦めかけてるけど、松原さんにはどんなことがあっても諦めてほしくないんだ。
松原さんのコンテンツで生活が豊かになっている人、幸せになっている人が大勢いるということを決して忘れないでください!
松原さんの返答記事↓
ブログ、SNS、Youtubeで何か情報を発信していて『死ね』というメールが半年間続けて来るようになったら死ねばいいんですか?