起業する人にとってブログは最強の集客ツールになりますよ。
僕のような小さな会社は、大企業がやっているようなテレビCMや新聞広告は絶対にできません。
宣伝広告費に莫大な金額を使う余裕なんてありゃしない。
それでも株式会社NOBITAがなんとか生き残っているのは、ブログで集客できているからです。
実は僕、今いただいているお仕事は、全部ブログ経由で知り合った人達からなんです。
ブログこそ中小零細企業が生き残る唯一の手段だと僕は感じております。
しかしながら、今の時代ブログが生き残るのは難しくなってきています。
法人・個人が次々と新しいブログが立ち上げ、スーパーの安売りセール並みに競争率が激しいです。
頑張ってブログを運営している人は多いですが、本当に売れているブログはごく一握りではないでしょうか?
そんなブログ戦国時代において、圧倒的な存在感を誇るブログを運営している2人をご紹介します。
1人はブログマーケティングコンサルタント・松原潤一さん。
「ブログマーケターJUNICHI」を運営されています。
松原さんのブログ以上に「ブログ運営・SEO」について詳しく解説しているサイトは他にありません。質・量ともに最高峰のブログだと僕は思っています!
2人目はマーケティングコンサルタント・落合正和さん。
「ネットメディア攻略研究所」を運営されています。
落合さんはSNS集客の専門家として、また、「エキスパートブロガー」として自身の実体験をもとに個性あふれる熱いブログを提供しています。
著書「はじめてのFacebook入門」は大ヒットし、テレビ出演多数(ex. とくダネ!、めざましテレビetc)しているほどの有名人です。
この2人と先日たまたま「Google+ ハングアウト」で対談する機会がありました。
まさか「日本ブログ界の巨匠」2人と対談できるとは。。
自分とはあまりにもレベル違う2人なので、最初はオレだけ「場違いな雰囲気」を感じましたね。
しかし、2人とも凄い人なのに、謙虚でユーモアがあって面白いっす!めっちゃ楽しい3者対談でした。
ブログを誰よりも愛する3人が、「ブログを成功させるためのノウハウ」「ブログの魅力」などについて熱く語り合いました。
今回はそのときの会話の中から、いくつかをピックアップしてご紹介させていただきます!
The three persons who love blogging more than anyone else in Japan did debate about blogging!
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【目次】
- 1. モチベーションの保ち方
- 2. どうやって差別化するのか?
- 3. ブログのマネタイズについて
- 4. のび太ブログの印象
- 5. ブログの魅力
- さいごに:インタビュー後記
1. モチベーションの保ち方
ブログをやっていく上でのモチベーションの保ち方についてお聞きしたいです。
ブログって最初の数ヶ月は全然見られないですよね?「せっかく一生懸命書いたのに、アクセスこれだけ。 (ノ_-;)ハア…」となって、やめちゃう人は多いと思います。どうしたらモチベーションを保てますかね?
そうそう!ブログを初めて最初の3〜6ヶ月ぐらいは全然見られないですよ。あらかじめわかっていても、一生懸命やっている人ほどショックは大きいと思います。
僕はブログを始めるなら一緒に頑張っていける仲間を作るべきだと思いますね。
頑張った記事に対して誰も反応がないから辛いんです。でもコメントや「いいね!」してくれる人がいると頑張れるんですよね。
実は僕はいま「お互いのブログを応援しよう!」的なコミュニティを作って運営してます。それぞれがお互いのブログに対して意見交換したりシェアし合ったりして、みんなでブログを成長させていくって感じで楽しいです!
モチベーションを保つためには、孤独な戦いを避けるってことが大事です。
僕も松原さんと全く同じ意見です。共に頑張れる仲間がいるからこそ「もっといい記事を作りたい!」ってなるんですよ。
「ブログを一生懸命やってる人」ってまだまだ日本にたくさんいると思います。そういう人達同士がもっと繋がれば相乗効果で成長は早いはずです。
友達や知り合いを誘って一緒にブログやっていくのもいいし、松原さんみたいに自分でコミュニティを作って人を集めてしまうのもいいと思います。
とにかくブログは1人でやっていくもんじゃありません。みんなで助けあってやるもんです。
2. どうやって差別化するのか?
最近は色んなブログがどんどん出てきてますよね。個人だけでなく、LIGのように会社としてかなり真剣にやってるブログも増えてきました。
ライバルが多いので、これからブログやる人にとっては厳しい状況だと思います。
2人は自分のブログで、どのように他と差別化をしていますか?
「どこよりも詳しくわかりやすく書く!」 ということは強く意識していますね。
同じテーマでも、より詳しく書けばGoogleは必ず上位表示させてくれます。
わかりやすくするために妥協は一切しません。毎回作成にかなりの時間を要しますが、クオリティとボリュームでは絶対に負けない自信がありますね。
それから、自分だけの世界観をどんどん出していくことも意識してます。「書いている人」をみんなもっと全面に出すべきだと思うんです。
ブログでは中身ももちろん重要です。でもそれだけじゃLIGやバズ部に勝てません。
「人間性」や「独自性」が見えないブログはつまらないんです!
「また読みたいなぁ〜」って思う記事には必ず「書いてる人」が感じられません?
実は僕、ブログ書くとき「見直し」を一切やらないんですよね。
参考資料も用意しないし、他のサイトも全然参考にしません。思いついたらババって書いて終わりです。
だからいつも誤字脱字のオンパレードだし、表現がおかしいところもめっちゃ多いです(笑)。
でも、その方が話し言葉に近い感じで読者に伝わると思うんです。
ブログって、見直しをすればするほど堅い文章になってしまいません?
人に話す時は思いついたことすぐ口にしますよね?いちいち参考資料も見ないし、言い方を直したりもしないです。
伝える力を大きくするためには、大勢に向かって書いている感じじゃなくて、あなただけ(読んでいる人だけ)に話している感が大事だと思います。そこは特に意識してますね。
3. ブログのマネタイズについて
せっかく一生懸命やってるブログだったら収益化したいですよね?
でも、「アドセンスぐらいしか方法が見つからない。。」 という人は多いと思います。
ブログではどんなマネタイズが一番だと思いますか?
アドセンスは誰もが思いつくところですが、僕はあれにあんま頼りたくないですね〜。今は貼ってますけど最終的には全部外したいです。
ブログのマネタイズは「自身の専門性を売る」のが一番じゃないでしょうか?
ブログで「自分の好きなこと・得意なこと」を書いていったら、自然とその分野の「専門家」として見られるようになるんですよ。
「へぇ〜この人こんなに知ってるんだぁ〜」って感じで。
それで自分の専門性に関連した商品・サービスをサイトに書いておけば「この人なら頼れそうだ!」となって仕事がもらえるようになる。
自分から売り込み営業する必要なんてなくなるはずです。
でも、「専門性」を全く持ってない人はどうしますか?「オレはなんにも詳しくないよ」って人もいると思います。
誰もが落合さんみたいに、テレビに出れるぐらいの「専門家」になれるわけじゃないですよ。
みんな何かしらの「専門性・特別性」はすでに持ってるはずなんですよ。ただ気づいていないだけで。
長く生きていれば誰もが「自分だけしか経験していないこと」「自分しか知らないこと」って絶対にあります。
例えば「パン屋で働いた経験」「海外旅行に行った経験」「脱サラした経験」などなど。
これまでの人生振り返ってみれば、そういった経験が必ずあるはずです。
自分では大したことじゃないと思っても、多くの人にとっては貴重な情報になるんですよ。
それに、「専門性」は努力すれば身につけることができます。
僕自身、ブログやSEOに関する知識はちょっと前までゼロでしたよ。マジで。
それでも必死に勉強・調査して、実際に検証・分析を繰り返してきて、やっといまの「専門性」を身につけることができました。
ハッキリ言って、専門性を持っていないならブログで金儲けする資格はないと思います。
だって訪れてくれる人に何らかの専門的価値を提供できないなら、当然誰もお金は払いませんよね。
4. ブログの巨匠2人による「のび太ブログ」の評価とは?
ところで僕のブログについて、2人はどう思われますか?
改善点などを教えていただけるとありがたいです。
のび太さんのブログは個性が全面に溢れてますよね。独自性が非常に高い。
それでいて1記事1記事のクオリティも高いのが素晴らしいです。ガッツリ気合入れて作り込んでる感がパンパないです。
あと、のび太さんのブログは読みやすい!
ありがとうございます!!めっちゃ嬉しいっす!
記事の冒頭で「ブログのターゲットと目的」を言ってるのはナイスなアイデアですよね!
該当する人からしたら、「オレのために書いてくれてる記事だ!」ってなりますよ。
うん、あれはユニークだわ。
改善点を上げるとすれば、記事の途中で英語のデカ文字サブタイトルがあるじゃないですか?
そこで離脱してしまう人もいるんじゃないかと思いました。
英語のデカ文字サブタイトルにはどういう狙いがあるんですか?
Googleアドセンスを“記事中”へより自然な形で貼るためです。
ブログ記事において、アドセンスのクリック率が最も高いのは記事の途中と言われています。
でも、どのタイミングで貼ればいいのかわからなかったんですよ。
「どうしようかなぁ〜?」って考えてたときに、アドセンスと一緒に“何か”を入れればいいんじゃないかと。
英語のデカ文字サブタイトルには、アドセンスを違和感なく記事中で見せる効果を狙っています。
なるほどー!確かにアドセンスだけよりは違和感が無くなるかもしれない。「広告」臭が薄くなりますね!
のび太さん、うまいわ〜。
のび太さんにずっと聞いてみたかったことがあるんです。
なんで『のび太』なんですか?
一般的に『のび太』って「ダメな奴」という印象がありますよね? それって仕事をもらう上でマイナスに働いてしまうんじゃないかと思ったんです。
どういう効果を狙って自分自身を『のび太』と名乗っているのか教えてください!
ブログを立ち上げるときキャラ設定はめっちゃ悩みましたね。
僕は自分自身を全然すごくない奴に見せたかった。「ダメダメで失敗ばかりしている男」という印象を読者に与えたかったんですよ。
というのも、ほとんどの人って自分に自信をもってないです。
特に日本人はネガティブ志向だから「オレってダメなやつだよなぁ〜」と思ってる人が多い。
だからこそ大多数の人は「すごい人」には共感を持てません。「どうせアンタは最初からすごかったんでしょ?」「どうせ才能のある人なんでしょ?」と考えてしまう。
でも、人は「ダメな奴」には共感をもちやすいです。「あんな奴でもやれるなら、オレにもできる!」と思っていただける。
「のび太」という落ちこぼれキャラを使うことで、読者の等身大として共感してもらいやすくしたかったんです。
ほぉぇー、そんな深い理由があったんですねー!
ただ単に「のび太」に似てるからだと思ってました(笑)
のび太さん、いいわ〜。
実は色々考えてやってるんですね。のび太ブログには全てに意味があるんや。
5. ブログの魅力
2人が感じている「ブログの魅力」について教えて下さい。
僕はブログで人生が変わりました。ブログのおかげで今の自分があると思ってます。
好きなこと書いてるだけなんですが、人と繋がれたり、お金が稼げたり、自分自身の知識が広がっていったり、最高に幸せです!
まだやってない人はホントに損ですよ。絶対に今すぐ始めたほうがいいっす。
ブログを始める時点では別にうまく書ける必要もないし、ガッツリ深い専門知識がなくてもいいと思うんですよね。
人ってブログとともに成長して行けると思うんです。
それに、好きなことを書いてるとストレス解消にもなると感じてます。
僕にとってブログは、最高のストレス発散場所であり自己表現できる場所なんです!
僕、「人に褒められたい意欲」が強いんです。もっと知られたいし、もっと注目されたいと思ってます(笑)
「ブログ」ってそれを見事に満たしてくれるんですよね。作った記事に対して「すごいなぁ〜」ってみんな思ってくれるんです。ただ好きなこと書いてるだけなんですけどね(笑)。
あと「役に立ってる」感が得られるのもいいですね。どんな仕事でも、人って「誰かの役に立っている」ことが実感できる時が一番気持ちいいじゃないですか?
だからブログにコメントや「いいね!」してもらった時は、誰かに貢献できている感じがして本当に嬉しいです。楽しいです!
僕はもうブログなしでは絶対に生きていけませんね!
さいごに:ブログってマジで素晴らしい!
今回「ブログ愛」が非常に強い2人と対談できて本当によかったです。いかにブログが素晴らしいかがよくわかりました!
ブログには人生を変える力があります。
単純にGoogleアドセンスで稼げるとか、集客できるとかだけじゃなくて、自己実現の叶える力があると感じます。
自分自身を成長させることができるんですよ!
ブログは起業する人にとって最高のブランディングツールです。ぜひとも今すぐ始めましょうー!!
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