僕がカナダで知り合った永住している日本人のほとんどが、「現地に恋人がいる」もしくは「現地で結婚した」のどちらかでした。
これは偶然ではないと思います。
実際、「恋人ができた」ということがキッカケでバンクーバーに永住することを選んだ人はかなり多いです。(※参照)
そのほとんどは女性。
残念ながら日本人男性で現地のカナダ人と結婚したというケースはほぼゼロですが、カナダでモテモテの日本人女性の場合、結婚して永住しているという人がめちゃめちゃ多いです。
しかし僕が海外移住したい人に「恋人を作れ!」と主張しているのは、「結婚してそのまま永住できるから」という理由だけではありません。
今回は海外移住したい人が、現地で恋人を作ったほうがいい理由を3つお伝えします。
Why should you get a girlfriend or boyfriend if you want to immigrate overseas??(´∵`)??
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モチベーション
「好きな人と同じ国にいたい!」
こういう気持ちをもてるのが一番大きいです。
僕自身あの頃を振り返ってみると、どんなに日本が恋しくても、どんなお金がなくても、「好きな人と同じ国にいたい!」という思いがあったからこそ、就職も頑張れたし、仕事も頑張れました。
逆に言うと「好きな人」が誰もいないと、人によっては海外に居続けるのが厳しくなるでしょう。
どんなにいい仕事に就けたとしても、どんなに優雅な生活ができたとしても、好きな人や家族が一緒でなければ、“本当の意味では”人は幸せになれないと思うからです。
めちゃめちゃ恥ずかしいセリフを言ってスイマセン(_ _;)ハズカシー!
でもこれはキレイ事でもなんでもなく、ホントに思うことです。
海外移住する女性でもそう考えている人は多いと思います。
けれど「好きな人と一緒にいる方が大事!」ということで、仕事も高水準な生活も全部捨てて、カナダに永住する道を選んだ。
上記のような方もカナダにはいらっしゃいました。
人は、お金や名声よりも、大切な人と一緒に過ごす時間の方が幸せを感じる生き物かもしれません。
一緒に住んで節約
特に海外に来たばかりの人にとって、家賃にかかる費用が一番のネックです。だいたい出費の30〜50%ぐらいは家賃が占めてしまうと思います。
ゆえに家賃を抑えることができれば生活がかなり楽になります。バイトばかりしなくて済み、ガッカリ就活に打ち込んだり、勉強できたりするでしょう。
というわけで、カナダではシェアハウスに住む人が多いです。
しかし、見ず知らずの人と住むシェアハウスは色々と問題がでてくるかもしれません。
日本人同士でさえ、もめることがよくあるそうです。国籍が違えば考え方・価値観が異なることから、「ルームメイトと合わない..」となる可能性も十分あるでしょう。
恋人を作って一緒に住むのが一番です。お互い知ったもの同士、気がねなく生活できます。
一緒に住むことでさらにお互いの性格を知っていき、結婚生活の予行演習にもなるでしょう。
コモンロービザ
カナダには「コモンロービザ」というのがあります。永住権をもっている相手と1年以上同棲している場合に、自分も永住権を獲得できるという制度です。
CICというカナダ移民局のサイトに詳しくは載っていますが、申請には主に以下の2点が条件だそうです。
- 1年以上同居しているという物的証拠がある
- スポンサー(カナダ国籍を持っている方)に十分な経済能力があり、相手を養う事ができる
「永住権をもっている」というのは、現地就職する際にかなりのアドバンテージになります。
多くの雇い主は、なるべくならスポンサーになりたくないし、面倒なビザ手続きも避けていきたいと考えています。
ゆえに好きな人と一緒に住んでいるだけで、永住権がもらえるかもしれないというのは、かなりありがたい制度です。
ただ当然ながら、永住権がほしいからといって好きでもない相手と一緒に住むというのは絶対にやっちゃいけない行為だと思います。
あくまで、好きな相手とずっと一緒に住んでいた結果(おまけ)として、永住権が取得できるかもしれないという考え方をしておいたほうがいいでしょう。
「のび太さん、あなたの言ってることはわかりますよ。僕だってそりゃ恋人はほしいです。でも簡単にできるもんじゃないでしょ!(ToT)」
実は昨日、ある男性(大学生の方)にそう言われました。
「日本で全然モテない僕が、海外で恋人を作るなんて無理な話ですよ!」と彼は言っていました。
はたして本当にそうでしょうか?
僕は日本で全くモテない男でしたが、奇跡的にカナダで彼女を作ることができました。
人によっては、日本で全然モテなくても、海外ではモテる場合もあると思います。
「日本でモテない」=「海外でもモテない」と考えるべきではありません。可能性はゼロじゃないです。ぜひとも頑張ってください!
僕がカナダにいた時「好きな人がいる」というのが、まさかあれほど大きなモチベーションを生むとは思いませんでした。
モチベーションが大きかったからこそ自然と行動を起こせたし、嫌なことがあっても充実した楽しい日々が送れました。
「その国にずっと居たい!」と思うためにも、海外では恋人を作ることをおすすめいたしまーす!