「はぁ?海外起業?そんなこと無理に決まってるでしょー!」
って思っていませんか?
起業は一般人にはハードルが高い思っている人は多いです。
まぁそりゃ確かに起業すると大変です。
すべてをゼロから作り上げなければなりません。経理も制作もマーケティングも全部自分1人でやらなければなりません…(´Д`)ハァ…
ただでさえ大変なイメージがある「起業」を、異国の地でやるというのは、相当経験と実績と勇気のある人じゃなきゃ不可能だと思うのも無理はありませんよね。
しかし、『海外起業』はみなさんが思っているほど非現実的な話しではありません。
海外で起業は全然珍しいものではありません。学生でもお年寄りでも皆さんどんどんやってます。
むしろ海外で働きたい人にとって、人によっては普通に就職(雇われる)を目指すよりも良い選択となるかもしれません。
今回は海外起業のメリットについて3つお伝えします。
海外で働きたい人は「起業」という道もぜひ考えてみてください!
What are the advantages of starting your own business abroad??(´∵`)??
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海外起業のメリット3つ
コストの大幅削減
海外では円ではなく、現地の通貨でビジネスをすることになります。
もちろん国によりますが、
会社設立にかかる費用、オフィス代、設備費、人件費などが日本より安く済みことがあります。特に東南アジア地域では断然安くなるそうです。
店舗ビジネスの場合は、起業する際の初期費を用意するだけでも相当なお金がかかります。。
ですが物価が安い国ならば、格段に費用を抑えられます。
ビジネスチャンスが豊富
日本でITや教育の分野は、すでに競争激化状態。どんな事業を立ち上げても後発感が否めません。。
成熟しきっている業界が多い日本では、どんなビジネスをするにしろ競合が多すぎるんです。
しかし海外では、まだまだ成熟してない業界が多いです。つまりビジネスチャンスが豊富だということです。
最近は大企業だけでなく、中小企業もどんどん世界進出している理由はこれです。日本では成功できなかったビジネスも、海外ではうまくいく可能性は大いにあります。
永住権がもらえる可能性アップ
どの国であれ、永住権をもらうのはかなり大変です(´Д`)ハァ
例えば、アメリカでグリーンカードを獲得するのはほぼ100%無理と言われています。
移民に寛容なカナダでさえ、永住権をもらうまでの道のりはとても長いみたいです。
無犯罪証明書、戸籍抄本、健康診断書、雇用主からの手紙など、用意しなきゃならない書類がかなり多く、人によっては1年、2年以上はかかってしまうとのこと(´Д`)ハァ…
しかし、現地で会社を設立することで地域の経済や雇用に貢献したとして、政府から永住権をもらいやすくなる国は多いです。(※もちろん条件は国によって全然違いますが。。)
国によっては、起業することが最も永住権を獲得できる近道となることもあるでしょう。
これが成功の鍵!海外起業のポイント3つ
海外起業するときに気をつけておくべきことは何でしょうか?
実は先日、カナダで起業した僕の友人Mさんにお聞きしたところ、以下の3つが特に重要となるそうです。
ターゲット選定
その国で最もあなたが売りたい人(ターゲット)は誰ですか?
例えば、
現地の日本人を狙うのならば、当然ながらまず日本人が多くいなければなりません。
カナダであれば、バンクーバーやトロントなら十分チャンスがあるでしょう。オタワやサスカチュワンでは全く売れません。
僕がカナダに住んでいたとき感じたのが、『ターゲットがはっきりしている』商売ほど儲かっていたということです。
「中国人狙い」「富裕層狙い」「留学生狙い」「ゲイの人狙い」というふうに。
いろいろな人種・文化が多いからこそ、不特定多数を狙った商売は絶対に成り立ちません。狙いを定めるからこそ、『その人たちにとっては』、特により良いサービスとなります。
これと同じことは、おそらくどこの国でも言えるのではないでしょうか?
協力者
会社経営では『協力者』の存在が欠かせません。
僕は起業して以来とても多くの方々に助けられていて、協力者(提携会社など)のありがたさ、必要性を実感しています。
海外ともなれば、なおさら協力者は必要です。その国の言語、経済状況、ビジネストレンドなどに精通した会社・人の協力なしにはやっていけません。
ゆえに海外で起業する場合、日本にいる頃から現地で協力者となり得る人にコンタクトを取るのは常識です。
できれば視察で何回か訪れてある程度の信頼関係を築き、「こちらは何を提供できて、代わりに相手が何を提供するのか?」をはっきりさせておくことがベストです。
ローカライズ
個人的にはこれが最も重要なことだと感じます。海外ではローカライズなしには考えられません。
商品・サービスだけでなく、売る側のマインドや姿勢も当然変わってくると思います。
また、その国の習慣・ビジネス環境・天候にもうまく順応していかなければなりません。
海外でのローカライズについては、こちら↓の記事に詳しく書かせていただきました。ぜひ読んでみてくださいね〜!
マーケティング成功のカギを握る海外でのローカライズ
「『海外起業!?』オレには無理に決まってんだろ!」
と思っている方は多いです。
しかし実際には、海外の方が実は日本よりも起業しやすい場合もあります。
国によっては設立手続きがかなり簡単ですし、日本では競争が激しいビジネスでも競合が少なく成功できる可能性は大いにあります。
海外は起業家志向の人が多いです。僕がバンクーバーに住んでいた時は、たくさんの日本人が自分の会社を持っていました。
そして、この『起業家志向』こそ海外では最も大事なこと!!
あなたがどこかの会社に属するにしても、海外では「雇われる」という受け身のマインドではなく、「自ら切り開いていく!」という意識が絶対に必要です。
そういうマインドの強い人たちが海外へ行くからこそ、起業している日本人がカナダでは多かったのかもしれません。
今回の記事で僕が主張したいことはただ1つ。
「海外起業は決して夢物語ではない!」ということ。ぜひとも果敢にチャレンジしてみてください!!