フリーランスになって早くも1ヶ月以上。いや〜時が過ぎるのはホント早いものですね〜。
僕が独立する前、「自分自身の考え方、心理面が一体どのように変化するんだろうか?」ということにすごく興味がありました。
約2年間住んでいたカナダ・バンクーバーでは周りに起業された方、自分の会社をもっている方がとても多かったんです。
彼らがイキイキと働いているのを見て、「どんな感覚で仕事をしているのかなぁ〜?」と思い、自分も同じ立場を味わってみたくなったのも確かです。
特に、僕がバンクーバーで最も尊敬していた経営者、COSカナダ留学サポートデスクの社長である藤井 佑耶さんにはとても影響を受けました。
同じオフィスで働いていて、彼に強くあこがれ、「佑耶さんみたいな起業家になりたいなぁ〜。」と思ったのが、日本に帰国して独立した大きな理由の1つ。
僕自身フリーランスになってまだ日が浅いですが、自分の心理面、考え方は大きく変化してきていると早くも実感しています。
そこで今回は、特に変わったと感じたことを5つピックアップしてみなさんにお伝えしたいと思います。
これから起業されたい方やフリーランスに興味のある方の、少しでも参考になったらうれしいです。
What are the big change for Nobita since he became a freelancer??(´∵`)??
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1. 仕事の本気度
これは自分の中で一番感じた変化です。
今までは属していた会社がお金を払ってくれていたので、精神的にすごく安心できました。毎月決められた給料が入ってくるというのは、今考えるとかなり恵まれた状況でしたね。
フリーランスになったらお金をくれる人なんて誰ひとりいません。自分自身が稼がなきゃいけないんです。
ゆえにこの状況が人を必死に働かせます。実際、仕事に対する本気度(マジ度)は今までより格段に上がったと強く感じています。
そりゃそうですよ。成果の良し悪しが自分の収入にモロに影響するんですから、超マジになってやるしかないです。
大きなミスして「はい、あなたへの報酬はこれでナッシィング〜!」なんてなったらマジでシャレにならないっす!
フリーランスのデメリットには「収入が安定しない」「安心感がない」と言ったことが挙げられます。でもそれがデメリットであるとは思いません。
むしろ、毎日ガチで(本気で)プレーできるという意味では、僕にとってメリットになっていると感じます。
2. お金のマネージメント
会社員は保険料や税金などの手続きの必要がありません。保険料、年金料、所得税、住民税などは給料から自動的に引かれ、会社が税金の手続きを代わりにやってくれるのです。
フリーランスになって、その経理面の手続きを自分でやっていく必要がでてきました。なのでお金の管理に関しては、以前よりもしっかりできるようになったと思います。
いくら収入を増やしても、経費をしっかり把握していなければ個人事業主としてやっていけません!
経理をサボれば節税の恩恵を受けられませんし、年度末の確定申告をミスって脱税になるなんてことは絶対に避けたいっす!
そのため今では仕事用とプライベート用で銀行口座を分け、毎日使ったお金を会計ソフトにしっかり記帳して、お金の流れを把握できるようにしています。
領収書、レシートは必ず保管するようにしてますし、知り合いの方に税理士さんを紹介してもらって、記帳内容もチェックしてもらってます。
僕は数ヶ月前までは、自分が使ったお金の管理など全くせず、毎月どれくらい遣ったかなんて一切記録してませんでしたね…なんか面倒でやってられなかったです。
でもフリーランスになって自分自身が会社となったことで、以前よりもお金の管理がしっかりできるようになったと思います。
3. 仕事が苦に感じない
フリーランスになって働く時間は以前より確実に増えました。
平日は朝5時半には起きて、7時には仕事を始めてます。食事や彼女とのスカイプ、走る時間、ときどき休憩をはさみながら、夜はなんだかんだで11時、12時くらいまでやってしまいます。トラブル時などは徹夜で作業するなんてことも多いです。
会社に属していた時は、基本的に9時から18時までが勤務時間だったので、それに比べたら1.5倍くらい増えていることになりますね。
それでも精神的に苦ではないんです。むしろなぜか充実感さえあります。
その理由は、仕事をやらされているからではなく、自らの意志でやっているからだと思います。誰かに指図されてイヤイヤやっている感は一切ないです。
まぁ正直キツいと感じるときは結構あります。でも、フリーランスは努力して働いた分がモロに報酬として返ってくるので、なんか頑張れます。
そしてこの前お金をもらった時、「自分自身が稼いだ!」という充実感はマジでたまりませんでした。
4. 向上心
勉強意欲は確実に上がりました。
技術力をもっともっと上げて、自分自身の市場価値を少しでも高めていきたいと、より思うようになりました。
そしてなによりも、変化の早いWeb業界では常にレベルアップしなきゃ生き残っていけません。
毎週土日はなるべく自分のスキルアップの時間として予定を確保するようにしました。
ネット上の情報だけでなく、気になる書籍を何冊か買って読んだり、千葉・東京で行われる勉強会にはなるべく参加。最近そこで知り合ったフリーランスの方々と一緒に、新しいWebサービスのプロジェクトなんかも始めました。
これから先、自分の仕事の出来が100%完璧なんてことは絶対にありえないですし、まだまだ足りない部分、伸びていける部分はたくさんあると思います。
だからこそ向上心(勉強意欲)だけは、絶対に失ってはいけないものだと強く感じます。
5. マナーに対する意識
もちろん技術も大事ですが、それと同じくらいビジネスマナーもめちゃめちゃ大事だと実感しました。なのでクライアントさんに対してのマナーには一段と気をつけるようになったと思います。
フリーランスである時点で、僕はまず「信用」が相手からもらえません。どこか会社に属しているならば、ある程度の信用は会社が与えてくれますが。
- 「三菱商事の〇〇です。」
- 「松下電器の〇〇です。」
会社の肩書きで多くの人は、「あっ、この人は信用できるはずだよな。」と思ってくれるのです。一方、フリーランスには信用を与えてくれる看板はありません…
フリーランスの仕事の全て責任はフリーランスにある、つまり僕自身にあり、全ての信用は「野比のび太」という個人が背負っているのです。
ゆえにフリーランスが信用を失うことは、そのまま仕事を失うということになります…
マナーレベルで大きく変わる信用度
マナーレベルを点数にすることなんてできませんし、相手の信用度を点数で測ることもできません。ですが、マナーレベルと相手の信用度は間違いなく比例するものだと確信しています。
もしかしたら技術力よりも信用度に直結するのかもしれません。
なぜなら、仕事をするのは人間同士だからです。ロボットと一緒にやるんじゃない。
「一緒に仕事をして気分がいいなぁ〜」「楽しいなぁ〜」と思う人と誰だって一緒にやりたいと思います。
どんなに技術が高くて仕事も完璧にこなすけど、いつも失礼な態度で一緒に仕事をしていて気分が悪くなる人とは、誰だってやりたくありません。
僕は仕事案件を「野比のび太」という個人の看板で獲得しなければならない立場です。マナー面での失敗によって信用をなくさぬよう、細心の注意を払っていかなければなりません。
メールの文面、ホウレンソウ、あいさつ、お礼、お詫びする時などなど、さまざまな局面で適切なビジネスマナーができることは、技術力と同じくらい重要です。
そして僕はフリーランスになって、メール送る時の緊張度がめっちゃ増しましたー! ( iДi)コワー! !
独立に踏み切る前は、ワクワクした気持ちもありましたが、やっぱり不安な気持ちも大きかったです。「めちゃめちゃつらくて不幸な人生が待っているかも…|Д`;)…」というネガティブな考えもありました。
でも実際いま思うのは、独立してすごくよかったということ。勇気を出して1歩踏み出して本当に正解だったと確信しています。その理由は今回書いた5つになります。
もちろん、これからどうなるかわかりません。1年後、5年後にはめちゃめちゃつらい状況でうつ病になっちゃってるかもしれません(TдT)
どんな未来が待っているのか全くの未知数…
だけど僕は、独立前に自分の選んだ決断を「絶対に一生後悔しない!」と決めました。そして最後まで選んだ道を貫き通すと腹くくったんです。
だからこそこの先どんな未来が待っていようと全力で走り続けていこうと思います。
しゃあ〜!!気合いが入ったところでちょっと走りにいってきますわ〜!
次回の記事もよかったらお楽しみに〜!