今年の12月からカナダに留学に行くのですが、
初めて会う外国人とうまく会話するコツはなんですか?
のび太さんのように初対面の人と楽しく話すためには?
(〜省略〜)
私は英語が全然うまくないんです。全く自信がなくて…
(〜省略〜)
3日前に頂いたご質問↑です。
これから留学・ワーホリする人なら、誰もが気になることではないでしょうか?
多くの日本人は「英語力」が外国人と会話する上で一番だと思っています。どれだけ流暢に話せるかが。
「ペラペラじゃない自分には無理だよ..」と諦めている人が結構います。
断言します。
外国人との会話で一番重要なのは「英語力」ではありません。
驚かれる方は多いと思いますが、マジで英語力なんてそこまで重要じゃないんっすよ。
TOEIC600点、発音・文法ミスしまくりの僕が言うんだから間違いありません!
英語力よりもずっと大事なことが5つございまーす。
これからワーホリ・留学などで外国人と話す機会が多くなりそうな方は、ぜひ知っておいてくださいね〜(^^)
What are the Top 5 important things to talk with foreigners well??(´∵`)??
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1. 笑顔
「はぁ?なにそれ?バッカじゃねぇの!」
と思うかもしれませんが、これがマジで重要なんです。
- A. 暗い表情で小さな声で話してくる人
- B. 満面の笑みで元気いっぱいの声で話しかけてくる人
あなただったら、上記どちらの人と会話したいと思いますか?
もちろん人によるでしょう。しかし過去の経験上、Bで行ったほうが僕を受け入れてくれる外国人は圧倒的に多かったです。
初めての人と出会った瞬間、たいてい人は多少なりとも緊張しています。
- 「この人話しにくいんじゃないか?」
- 「嫌われたらどうしよう..」etc
上記のような緊張状態を「笑顔」はほぐしてくれるのです。
笑顔は「あなたに興味・好意があります!」という世界共通の強いメッセージ。
そして好意をもって接してくれた人に対して、嫌悪感・不快感をもつ人なんていませんよ。
マクドナルドやコンビニでバイトしていると、「お客様には笑顔で接するように!」と必ず教えらますが、その理由はまさにこれです。
2. ボディランゲージ
僕が彼らと話すときは全身をフルに使います。
(というか、体が勝手に反応してしまうんです。)
決して口だけで会話してるんじゃありません。
身振り、手振りのジェスチャーは言葉よりも早く自分の意思を伝えることができます。相手の聴覚ではなく“視覚”を通して情報伝達するからです。
人間には、耳よりも目で見たほうが圧倒的に意味が理解しやすいという性質があるんです。
そして何よりも重要なのが、表情を豊かにするということ。
日本人(アジア人)は自分の感情・思いを顔に表す人がとても少ないです。(無表情の人が多い!)
そのため外国人たちは僕らが楽しいのか、悲しいのか、嬉しいのかが全くわかりません。
僕が彼らと話しているときは、自分の思っていることを100%全て表情に出します。
例)
- 聴き取れなくて困っている感情
- 話しているのが楽しくて嬉しい感情
- 相手の意見に納得できず戸惑っている感情etc
思っていることを包み隠さず全て顔に表します。なんのフィルターも通しません。だから彼らは僕の言いたいことがすぐにわかる。
もちろん日本人と話す時はフィルターを通しますが(じゃないとヤバイことになる!(_ _;))、外国人たちと話すときは全く通しません。
ボディランゲージと言っても、大げさな動作は必要ないです。
軽く手を動かし、相手の目をみて表情豊かにするだけでいいんです。それだけで会話においての伝達力は倍増します!
3. 強弱
英語では強弱が全てと言っても過言ではありません。同じ1文でも、どこを強調して言うかで伝わり方が全然変わってきます。
英語と日本語との大きな違いは、アクセントや強弱の付け方にあると実感しています。
そして日本人特有の単調な話し方ことこそが、英語が通じない一番の原因や!
相手に何か聞く時は、特に伝えたい大事な単語を必ず強めて発音することを意識しましょう!
強弱があるだけでネイティブスピーカーの人たちにより理解しやすくなるはずです。
4. 興味深い質問
- 「どこの国から来たんですか?」
- 「日本は初めてですか?」
- 「日本語は話せますか?」etc
上記のようなありふれた質問なんて、相手にとってはぶっちゃけ全くおもしろくありません。めっちゃ普通すぎるし。
そんなクソつまらないこと聞くためにわざわざ貴重な時間を取って頂くなんて、申し訳無さすぎるでしょ!
楽しく話してもらうためには、相手にとって興味のある話題・質問が不可欠です。
つまり質問の面白さ・ユニークさ次第で会話の楽しさが全然違ってきます。
- 「もし恋人と喧嘩したらどうしますか?」
- 「もし日本人と結婚したら日本に住むのOK?」
- 「もし結婚相手が親と一緒に住みたいと言ったら?」etc
上記のような質問をインタビュー形式でされことがある人は、おそらくかなり少ないのではないでしょうか?
だからこそ、人々にとって新鮮で面白く感じられます。
僕はよく「What if〜?」(もしも〜だったらどうする?)形式の質問をします。全くあり得ない話ではなく、現実的に起こるかもしれない話しです。
例えば以下の状況なんかは、誰にでも起こりえるある話しじゃないかしら?(恋の3角関係)
もし親友と同じ人を好きになってしまったら?
可能性は決してゼロじゃない。だからこそ彼らはより想像しやすく興味をもって考えられる。
僕が「恋愛」というテーマでYouTubeチャンネルを作った最大の理由。それは、恋愛のことならば誰もが興味あることだからです。(恋愛に興味ない人なんているんでしょうかね?)
「恋愛」は国籍、年齢、性別、職業にかかわらず、誰しもが楽しく盛り上がって会話できる話題ではないでしょうか?
5. ユーモア
流暢に話せなかったとしても、笑い合えることができれば会話は楽しくなります。
そして相手の笑顔を作るためにはユーモアが不可欠です。
別にお笑い芸人並みのクオリティは必要ありません。ほんのちょっとした軽いユーモアでいいんです。
僕はよく会話の序盤でちょっとしたcompliment(褒め言葉)を入れます。
(例)
- Guess what I’m wearing? The smile you gave me.
- Do you want to know a girl who has most beautiful smile I’ve ever met? You are!
- I would marry with your cat, just to get in the family.
- You make my software turn to hardware.
- Your smile is million dollars!
もちろんスベることが多いですが(_ _;)、中には爆笑してくださる方もいます。
いずれにせよ、ちょっとした笑いが起こります。それが相手との距離を一気に縮めるんです。
カナダに住んでいたときホストファミリーは以下のように言ってました。
Small joke breaks the ice.(ちょっとしたジョークが会話始めの緊張をほぐす。)
さいごに:自信をもって堂々と!
いかがでしょうか?
これからワーホリ・留学などで外国人と話す機会が増える方の参考になれば幸いです。
心配しないでー!
たとえ英語力に自信がなくても、ここで紹介した5つさえ意識していれば、海外での会話は絶対うまくいきますよ。
何よりも大事なのは「あなたと話たい!知りたい!」という気持ちです。言葉や文化の壁があっても、その気持ちは必ず相手に伝わります。
これは別に外国人と話す時だけじゃありません。日本人と話すときもそうですね。
さぁー!
海外では自信をもって堂々と話していきましょうねー!(^^)