カナダで2016年2月24日は「ピンクシャツ・デー」です。
※ピンクシャツ・デーとは?
2007年カナダの二人の学生から瞬く間に世界に広がった世界的いじめ反対運動。 ピンクのシャツを着て登校した少年が「ゲイ」だといじめられた。 それを見た二人の学生がピンクのシャツを友人・知人に配り翌日登校。
学校では、呼び掛けに賛同した多数の生徒がピンクのTシャツを着て登校。 学校中がピンク色に染まり、いじめが自然となくなった。そのエピソードがSNS等世界中に広まり現在では70ヵ国以上の国で活動が行われている。
ピンクシャツ・デーにちなんで、イジメをテーマにしたYouTube動画↓を作ってみましたよー。
もしあなたがいまイジメを受けているなら、ぜひ僕のメッセージを聞いていただきたい。
いや〜それにしても、皆さん見ず知らずの変な日本人の街頭インタビューをよく皆さん受けてくださったもんですわ〜。ご協力してくださった方にはホント感謝です!(^o^)
「イジられる」と「イジメられる」の境界線って難しいと思うけど、結局は本人次第です。セクハラ・パラハラと全く同じで。
極端な話し、もし殴られたり蹴られたりしても本人が「ただイジられてるだけ」と感じている限りはイジメじゃないと思います。
でも、そうじゃないと感じたら我慢するのはやめたほうがいいでしょう。
結局「いじり」か「いじめ」かを判断できるのは本人だけ。イジメっ子や親が決めることじゃありません。
頼む!もし自分が”いじり”ではなく「イジメられてる」と感じたら、すぐに何らかのアクションを起こしてくれ!(ex. 先生や親に相談するなり、イジメっ子になるべく近づかないようにするetc)
無理して「これはただイジられてるだけだよね..」って思うのはやめてー!
そして、以下に書くイジメられている時に絶対やってはいけないことを知っておこう!
Message To Someone Who is Being Bullied Right Now
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やってはいけないこと
イジメられた時に、
あぁ、これはオレが全て悪いんだ..
と自分を責めてしまう子供が多いですが、それは絶対にやめましょう。
君がどんな人であっても、あなたにに非ない。悪いのはイジメっ子だ。君じゃない!
彼らがいろいろ卑劣な言葉をぶつけてくる中で、
頑張れば変えられること、そして自分自身がそれを変えたいと思っているのであれば(例えば体型や髪型)、耳を傾けてみるのもいいかもしれない。
でも、もし自分ではどうしようもないことを攻撃されたとき、例えば、
- 国籍
- 親、兄弟
- 名前
- 肌の色
- 病気
- etc
あなたがやるべきことはたった1つしかないよ。
シカトー!
イヤホンをしてるつもりになって何も聞こえてない、無反応をひたすら貫こう。「あれ?なんか雑音が聞こえるな? (・ ・?)」とぐらいに思っておけばいい。
僕の場合は、「そいつはすでに死んでいる」と思い込んでいました。要は、幽霊が話しているのと同じ感覚になってたんです。
イジメっ子にとっての大好物は、自分の攻撃が効いてる瞬間です。つまり、傷ついている反応を彼らは観たいんです。
ライオンと同じで自分の強さを自分自身に誇示したいのでしょうね。
だからこそ奴らは攻撃が効いてないとわかると、「つまんねぇ..」と退屈になり逃げて行きます。
何よりも重要なのが、
絶対に攻撃し返しては行けないということ。
実は以前イジメられてたとき、「やられっぱなしでいいの?やられたらやり返せ!」と保健の先生に言われて、1回だけ頑張って反論してみたことがあります。
結果、相手の攻撃(怒り)をさらに強めてしまうことになって最悪でしたね..
「火に油を注ぐ」という言葉があれほど当てはまる状況はなかったです。。
忘れないで!
イジメっ子が1番嬉しいのは相手が「傷ついている・怒っている反応」。それを見せてはいけません!
必ず無反応のままでいよう!
いつの間にか全く気にならなくなった
僕がイジメ全く気にしなくなったのは、間違いなくサッカーを始めたお陰です。
それまでスポーツどころか全く外に出ない、人と関わらない子供だったので、最初は本当にキツかったっす..(´Д`)..
でも、日に日にサッカーが大好きになっていきましたね。
単純に、練習すればするほどうまくなっていくのが最高に楽しかったんです。
試合に出させてもらえるようになるにつれて自信が上がっていき、周囲も「へぇ〜、アイツも結構やるじゃねぇか」的な目で見てくるようになりました。
それがたまらなく快感でしたね。やっぱり努力したことが成果になったときの喜びは、世界で一番最高ですわー(^o^)
また、イジメっ子のことなど自然と全く気にならなくなりました。なぜなら僕の頭には「いかにしてサッカーの技術を高めるか?」しかなかったからです。
正直それ以外のことなど「別にどうでもいいし」という感じになったんです。
みんな人それぞれ自分の中で、大事に思っていること(ex. 家族、仕事、親友etc)がありますが、トップ10のプライオリティ(優先順位)に入っていないことって、どうなろうが全く気にならないと思います。
今思うと、自分が心から熱中できるものに出会えたことは本当に幸運でした。人生が変わったと言ってもいい。
だからこそ僕は、イジメを受けている人には何か自分が夢中になれるものを今すぐ見つけて欲しい!野球でもゲームでもラジコンでも何でもいい。楽しいと感じることならなんでも!
そして、1度見つけたら、それにトコトン没頭しよう!
たとえは悪いですが、麻薬に中毒してしまったぐらいの勢いで熱中したほうがいい。
どんなことにしろ、人間は向上すればするほど自尊心が上がります。そして精神的に強くたくましくなると実感してます!
イジメられたのは最高の経験!
振り返ってみると、イジメられて本当に良かったと思います。
はぁ?お前何いってんの? (・ ・?)
って感じでしょうが、本心なんです。
イジメられてない人、ハッピーな人は自分の状況を変える必要がありません。一生そのままでもいい。
だから何も行動しない(変えようとしない)し、自分を改善していこうという気にはどうしてもなれません。
でも、イジメられてる人は嫌でも絶対に変わらなきゃいけません。何とかして抜けださなきゃいけない。
だからこそ必死にもがいて苦しみながら変えて行く行動を繰り返し、自分の居場所を徐々に見つけていくんだと思います。
社会に出たら嫌なこと・理不尽なことは山ほどでてきます。厳しさは学生時代の比じゃありません。
ちょっと文句を言われた・傷つけられたぐらいで泣き言なんて言ってられなくなります。
イジメの経験はメンタルを鍛えるいい訓練。無料でそれを味わえて僕はマジでラッキーでしたね〜!\(^o^)/ヤッター!
何も大変なことがない平穏無事で過ごしてきた人は、会社で辛い経験をした時によりキツく感じます。
そして苦しい状況は早いうちに経験しといたほうが絶対に得です。病気と同じで早いうちに「免疫」をもつことができるから。
この「免疫」は大人になってからすごく効く!どんなに嫌なことがあっても、「あの時の辛さに比べたら全然大したことない!」と思えるはずです。
さいごに:あなた自身が動くしかない!
イジメに遭ったときに、親や先生など誰かに助けを求めることは確かに重要です。でも、結局は自分が変わらなきゃいけないことを忘れないで欲しい。
自分自身が行動を起こし、状況を変えようと努力することが絶対に必要。「誰かがかばってくれるだろう」「助けてくれるはず」と周りに期待するのはやめてください。
そしてもう1度言いますが、イジメは自分を変えられる最高のチャンス!
イジメられてない平穏無事な奴には無いあなただけの機会なんです。ラッキーだと思いましょうや(^o^)
イジメを乗り越えられるメンタルを身につけられたら、その先どんな困難が待ち受けようと絶対に成功できるから!!