外国人へ街頭インタビューを始めたキッカケはこちら↓に書いてあることが主な理由ですが、実はそれ以外にもありました。
※なぜヘッポコ新米社長「のび太」は外国人への街頭インタビューを始めたのか?
このブログでは僕の好きな英語YouTube動画を頻繁に紹介しているせいか、「英語学習 YouTube動画」というキーワードのGoogle検索でやってくる人がめちゃめちゃ多いです。
つまり、このブログのニーズ(求められているもの)は間違いなく「楽しく英語に触れられるYouTube動画」にある。
「どうしたら彼らをもっと喜ばせることができるのか?」
それを考えたとき、「外国人への街頭インタビュー」というアイデアがひらめきました。
また、
実は仕事の関係で週2〜3回は東京へ行かなければならないのですが、その時の「交通費」が貧乏社長にとっては結構イタイんですよね(/_;)。(※片道おおよそ970円 千葉から東京)
僕自身、自営業をやってますんで会社員さんみたいに誰かが交通費を負担してくれるということはありません。もちろん自分で払わなきゃなりません。
「せっかく高い交通費をかけて東京へ行くんだったら、何か仕事の他にも得るものがなきゃもったいない!」ということも、始めた動機の1つとなりました。
大きな時間(約2時間)と大きなお金(片道約970円)をかけてまでわざわざ行くのに、用事が“仕事だけ”というのは、僕にとって悲しすぎます。
予定時間より1時間半だけ早く東京へ行けば、十分街頭インタビューする時間はありました。
シーズン1・2の撮影を終えた今振り返ってみると、本当にたくさんの方々にインタビューさせてもらってきたと実感します。
音が拾えていなかったために載せることが出来なかった方々が結構いてめっちゃ残念でしたが(>_<)、ご協力していただいた方々には感謝の気持ちでいっぱいです。
今回のプロジェクトを始める前、特に何か「見返り」を期待していたわけではありません。本当です。
だって「マネタイズしたい!」とか「ビジネスに繋げたい!」という気持ちがあると、義務化してしまう(楽しく感じない)と思ったから。
少年のような気持ちで『大冒険』(遊び)としてやってみようと決めました。それでもし仮に1人でも楽しんで頂ける人がいたら嬉しいなと。
いや〜マジでワクワクしましたね!単純に。
そしてシーズン2の撮影を終えた今感じているのは、始める前には全く期待していなかった5つのことを得る(鍛える)ことができたということです。
この5つは自分にとって、100万円よりも貴重なものだと実感しておりまーす! \(^o^)/イェーイ!
What has Nobita gained after interviews with more than 100 foreigners??(´∵`)??
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1. 実行力
「『外国人への街頭インタビュー』をやろう!」って言うだけなら簡単です。
一番の問題はそれを実際に実行できる「度胸」と「勇気」があるかどうか。
僕は今まで街頭インタビューの経験なんて全くありません。
もちろん専属のカメラマンがいるわけでもないし、「勧誘」も「撮影」も「機材の準備」も「インタビュアー」も「動画編集」も「紹介サイト制作」も全部自分1人でやらなければなりません。
本業の忙しさに加え、これだけやることがドッサリ増えるとなると、さすがに「やっぱ辞めとこうかなぁ…」と思いました。
しかし、人は一度決めたことを実行しないと、次々と「やっぱやらない」を繰り返してしまいます。
つまり、「自分で決めたことを実行しない癖」が身についてしまうということ。
僕はそれがとてつもなく怖かった。
起業家にとって、実行力(行動力)がなくなることは『死』を意味します。
逆に、一度自分の決めたことを実行することができると、また次も、その次も人は“実際に実行する”ことができる生き物だと思います。
つまり、次々と自分の決めたことを実行していくことで、「実行力(行動力)」は雪だるま式にどんどん身についていく(鍛えられていく)ということです!
今回も自分で決めたことを“実際に実行できた”ことで、僕の「実行力(行動力)レベル」は、またワンランクアップしたのではないかと感じております。
2. 恥ずかしさを乗り越える力
特に日本人にとって「恥かしさ」(shyness)というのは常につきまといます。
例えばアメリカ人であれば、他人と違うことが「良し」とされます。
子供の頃から学校ではディベートの授業などを通して自分を主張すること、アピールしていくことの大切さを学びます。
一方、日本人の場合は「みんなと同じ」であることが良しとされる傾向があります。
歴史的・文化的な背景から、協調性・自分を控えめにする(自己主張しない)ことが重視されますよね。
いち日本人として、もちろん僕にも「恥ずかしさ」は人並みにあります。
街中でハンディカメラ1つに街頭インタビューなんて、周りの人の注目を一斉に浴びてしまうわけです。
これまでどれだけ多くの人たちから「なんだコイツ?バカじゃねぇの?」という顔をされてきたことでしょう。
そりゃ、めちゃめちゃ恥ずかしいっすよ(>_<)!!!
最初はその度に赤面し、逃げ出したい衝動にかられました。
でも、恥ずかしいのは最初だけでした。
2回・3回と繰り返していくうちに、徐々に気にならなくなっていったんです。むしろ「楽しい」と感じることができました。
街頭インタビューに限らず、人前でのプレゼンとか一発芸とかは、誰しも「恥ずかしさ」をもってしまうものです。
でも忘れないで下さい。
「恥ずかしさ」を感じるのは最初だけです。
そして、「恥ずかしさ」という部品を一度取っ払うことができたなら、あなたのやりたいことはこれから何だってできるようになります。可能生が広がります。
大きく羽を伸ばして、のびのびと気持ちよく空を飛んでいける感覚です。いや〜めっちゃ気持ちいいっすね!!(^^)
3. 英語力
今回の動画は「全編英語」ということで、かなりスピーキングが鍛えられました。
カナダに2年間住んでいたということで、僕は「英語ペラペラでしょ?」と勘違いされることが多いのです。
でも、職場は全員日本人だったし、バンクーバーには日本人・日本のお店がかなり多かったので、日本語だけで生活できたんですよ。
英語力はぶっちゃけあまり身についていません。
驚くべきことに、カナダ時代(2年間)よりも今回の撮影期間(2ヶ月間)の方が英語力の伸びは大きかったです。
「Find Your Love」の冒頭では簡単な英語スピーチすることを決まりにしています。
で、始めは簡単な原稿を用意していましたが、段々それが要らなくなってきました。
インタビュー中、最初の頃は明らかにはぎこちなくて、とっさに言葉が出てこなかったのです。
でも段々スムーズに話せるようになり、そして頭で考えずに英語がでてくるようになっていきました。
英語を身につけるにはアウトプットが何よりも重要だということを実感しました。
僕自身、「読む」「書く」の力は以前からある程度あったのですが、「話す」という力は今回のアウトプット(街頭インタビュー)で一気に身に付きましたね。
英語を伸ばしたいと思っている人はフィリピン留学をするより外国人に街頭インタビューするほうがいいかもしれません(笑)
その方が費用を節約できまーす(^^)!
4. 会話力
「街頭インタビュー」って言っても、もちろんただ単に質問するだけで終わりじゃありません。
インタビューに協力してくれるよう丁寧にお願いしなきゃいけないし、インタビュー中も回答に対してちゃんと受け答え・リアクションしなきゃいけません。
終わった後も、御礼を強く言ったり、いつ放送するかなどの「会話」がそこにはあります。
今回のプロジェクトでは「英語力」よりも「会話力」の方が必要な力だったのかもしれません。
見ず知らずの外国人とすぐ打ち解けるのは決して簡単ではありません。
僕自身、子供の頃よりは「人見知り」が改善したとはいえ、“初対面”となるとさすがに最初はめちゃめちゃ緊張しました。
話す人が美女ともなれば、心臓バックンバックンです!
ただ今回わかったのが、会話というのは相手にどれだけ興味をもっていられるかが重要だとことです。
英語が流暢に話せるかとか、うまい言い回しが言えるかなどは、全く関係なく。
いかにして「あぁ、コイツは私の意見を本当に知りたいんだなぁ〜」と思わせることができるかが勝負だと感じました。
相手に強い興味・関心をもって話しをしている限りは、言語の違いに限らずお互い楽しんで会話できますよー(^^)!
5. 友達(人脈)
これが自分にとっては一番大きかったです。
インタビューした人のほとんどとは、その場限りで終わりです。観光者がほとんどだったので、彼らは日本に長くいることはないですし。
でも、ある4人の方とは今でも連絡を取っており、親交があります。
「放送日を教えてくれよ!」ということで、連絡先を頂いたのがキッカケです。
今回のプロジェクトをやっていなければ、絶対に友達になることができなかった4人です。
日本に住んでいるにも関わらず、こうしたインターナショナルな人脈を築けたことは、めちゃめちゃ大きな財産です。
彼らとは別に一緒にビジネス・仕事をやっているということはありません。ただの友達です。
でも、友達の少ない僕にとって、メールで楽しくやりたりできる仲間ができたことは、単純に嬉しいのひと言でーす(^^)!
さいごに:最高に楽しかったぁー!!
「今回のプロジェクトを始める前は、何も見返りは期待しなかった」
と冒頭で言いましたが、やはり何かしらは得るものがほしかったというのが本音です。
その時はいったい何を得ることができるのかは、全くわからなかったですのですがね。
それで結果として、シーズン1・2の全撮影を終えて、僕が得られたといま感じていることは、この記事で挙げた5つだったというわけです。
「君さぁ、めっちゃ労力かけてやったのに、お金(収益)が得られなきゃやった意味なかったんじゃないの?あぁ〜、時間を相当ムダにしたよなぁ〜」
という意見を先日ある方から頂きました。
その方は僕が100%完全に収益(マネタイズ)目的でやっていると思っていたようです。また、僕が”仕事として”無理やりやっていると思っているようです。
確かにその方のおっしゃるとおり、めっちゃ頑張って撮影したり、深夜まで動画編集してきたので、1円の収益も生み出すことがないというのは、ガッカリすべきなのかもしれません。
(I’m supposed to be disappointed myself, because I get no money?)
でも、僕はいま本当に大満足です!心の底からから実行して良かったと感じています。マジで100%本心で!
こんなに楽しい『遊び』(ワクワク)は、今までの人生経験したことありません!
正直、ドラクエやマリオカートよりも面白いっす。
かなり手間がかかるし、疲れる遊びですが、色々な方の意見が聞けるのは単純に楽しいです。
収益化(マネタイズ)を全く考えず「遊び」としてやるなんて、起業家として経営者として僕は失格なのかもしれません。。だから今でも貧乏社長なんでしょうね〜。
しかし、僕はこれからも自分の好きなこと(ex. ランニング、水泳、ブログetc)とワクワクすること(ex. 街頭インタビュー、本の執筆etc)は全力でやっていきたいと思ってます。
収益が出る出ない(お金儲けになるかならないか)に関わらず。
好きなことを辞めなきゃいけないなら、別に僕は一生大人にならなくてもいいっす。ずっと子供のままでいたいです。
だって、「自分の好きなこと」や「ワクワクすること」をやってる時って、めっちゃ幸せなんですもーん!!\(^o^)/イェーイ!
(※「Find Your Love Season2(All 8 Episodes)」 2015/8/6公開予定)