-「実は私、こんど結婚するんだよ〜」
-「おぉ〜マジで〜!!?すげぇ〜!いや〜よかったね!!おめでとうぉ〜〜! \(^o^)/ヤッター!」
元カノからその報告を受けた時、僕はそう言って大喜びした。でもさぁ..
ある日の仕事帰りの電車内、いつものようにKindle本を読んでいると、いきなり大きな虚無感が僕を襲った。
「あれ?なんか目が“ウルウル”してきたわ。あっ、オレいま泣いてる..
でもなんで?なんでいま泣いてんだ、オレ??」(・ ・?)
あまりにも長い時間ナミダが止まらない。僕は恥ずかしくて駅を途中で下りなければならなかった。。
駅を降りて誰もいないベンチに座った瞬間、それまで抑えていた感情が一気にドバーッとやってきた。
僕はダムが決壊したかのようにワンワン泣き始めた。
ひと目も気にせずひたすら泣いた。
「なぜだ?なぜだ?なぜだ!!? なんでだよ!!なんでオレはこんなに泣いてんだよ!!」
ダメや、いくら考えても答えがわからない..
たとえば家族が死んだとか、会社が倒産したとかなら、理由は明白だ。でも、今回のケースは自分でも本当に意味不明。
実はこの数週間ずっと、あの時の涙の理由を考えてた。
来る日も来る日も答えを探しに築地市場や秋葉原を歩き回った。夜一睡もせず考え通した日もある。
自分でもバカなのはわかってる。「泣いた理由」なんて別にどうだっていいやないか。。
でも、この謎を解明しないとモヤモヤした感じでなんか気持ち悪かった。歯に魚の骨がずっと挟まっている感覚で..
どうしても答えが知りたかったんだ。
そして昨日、ついに答えがでた。
円形脱毛症になりそうなほど、頭もさぼり続けて考えた結果、僕はやっとあのとき流した涙の理由がわかったんや。
Why did Nobita cry a lot when he heard his ex-girlfriend got married??(´∵`)??
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虚無感の理由
本当は忘れていなかった
結論から言うとそういうことだと思う。
もしかしたら、男は初めて好きになった人を忘れられない生き物なのかもしれない。
あの人とは別れてから数ヶ月間は、全く連絡を取らなかった。
当然や。
だって元カノが忘れられない未練たらしい男にだけは絶対になりたくなかったから。「元カノが忘れられない..」とウジウジ悩んでいる男ほど情けないものはない。
だからこそ「もう2度と連絡を取らない!思い出さない!振り返るな!」と自分に強く言い聞かせた。
以前よりも人に会うようにし、新しい趣味を始めたりしたおかげか、時が経つにつれて彼女の記憶は徐々に薄れていった。
しかし別れたから数ヶ月たったある日、やっと忘れかけていたある日、「最近どう?」というLINEメッセージが元カノから届いた。
それは朝の4時半だった。。
眠気が一気に覚めた。
最初は、「..せっかく忘れかけてたのに何で?」という感じ。
ただただ戸惑った。。驚きと動揺を隠せないでいた。
しばらくしたあと、「無視すべきだ!もう関わっちゃいけない!!」と叫んでいるオレがいた。
でもその一方で、そのとき大喜びしていた自分がいたことも認めなければならない。
いや、「ホッとした」という表現の方が適切かもしれない。
- ずっと見つからなかったお気に入りにTシャツが、引き出しの奥でやっと見つかったような瞬間
- デパートで迷子になっていた娘が、やっと見つかった瞬間
上記のような感覚が僕の心にやってきた。
もう正直に言いますわ。
僕は、元カノが別れた後どう過ごしているのかずっと気になっていたんだ。
でも未練たらしい男になるのが嫌だから、必死に忘れようとしてた。言葉だけは無理して強がった。
「失恋なんてもうとっくに忘れましたよー!」「失恋を忘れることに成功したよー >\(^o^)/ヤッター!」などと周りに大口を叩いた。
あげくは「失恋を忘れる方法!」という記事やYouTube動画↓をつくる始末..
失恋を忘れてない(引きずっている)男が、「失恋を忘れる方法!」をYouTubeで偉そうに主張するほどバカげている話しはない..オレは最低や..
たぶん僕は、「失恋なんかどうってことない!そんな弱いメンタルじゃないって!」ということを自分自身にアピールしていたんだと思う。
心地よい距離感(関係)
「最近どう?」のメッセージ以来、僕は元カノとときどきLINEをするようになった。
仕事のことを真剣に語り合うこともあったけど、ほとんどは中学生がするようなたわいもない、くだらない会話だ。
お互い仕事で疲れたときに暇つぶしとして、意味不明の看板を写メして送ったり、覚えたばかりのジョークを言ったり、おもしろかったYouTube動画を送り合ったりしていた。
気づくといつの間にか、僕の中で彼女とのLINEが楽しみの1つになっていた。
彼女との距離感は恋人同士だった時よりずっと心地よかった。
以前は「付き合っているから〇〇しなきゃならない」「カップルは普通〇〇するもの」みたいな先入観があったせいか、お互い変にぎこちなかったと思う。
うん、なんかギクシャクしている感じがしたよ。
僕らはどちらも「クリスマスはワインを飲みながら夜景を観てロマンチックに過ごす」というようなタイプじゃない。
イチャイチャしたり、キスしたり、セックスしたりすることには正直全く興味がない。
ただ楽しくおしゃべりができればそれでよかった。
なのに「恋人同士」というレッテルは僕らを硬くした。まるでお見合いのようにギクシャクさせた。
だからあの時の遠距離恋愛は失敗したんだ思う..(※詳細)
僕は子供の頃からずっと孤独だった。
小学生の頃にクラスのガキ大将(ジャイアン)の集団からイジメを受けたことが原因だ。
だから僕はいつも1人になることを好んだ。
振り返ってみると少年時代は 「『1匹オオカミ』という言葉が、自分ほど当てはまる少年はいなかったなぁ〜」と感じる。
日本人はよく群がる(グループを作りたがる)と言われるが、僕はその真逆だった。
部活が終わった後はいつも1人でそそくさと帰っていた。
「じゃあ明日は〇〇駅に集合してみんなで行こうなー」と同級生たちが話している一方で、自分だけあえて電車の時間を他の部員とずらして、1人で試合会場に行ったりしていた。
なんでそのような行動を取っていたのか、自分でもよくわからない。。
もしかしたら仲間外れにされるのが怖かったのかもしれない。
最初からどのグループにも属さない1匹オオカミでいれば、「仲間に受け入れられない」ということを経験しなくて済むから。
そういうわけで、僕はとにかく孤独な少年時代だったら、大人になると誰かと話せるだけでとても幸せを感じた。
自分が心から尊敬していて、気を許せる人ならなおさらだ。
カナダではいろんな人と話して、色んな人と知りあえて本当に良かった。
(あの人ともカナダで知り合った。)
年齢、性別、職業、身分、国籍は全く関係ない。楽しく話せることができるなら、本当に本当に幸せを感じた。
最近、気づいたことがあるんだ。
僕は恋人が欲しかったわけじゃない。ずっと友達が欲しかった
親友を失ったような感覚…
彼女が結婚すると聞いた時、「あぁ、やっぱりな…」と思った。
昔は厳しいことをガンガン言ってくるのに、最近なぜかやたらと優しかった。
「アンタいいかげん早く彼女見つけなよ〜!」と、やけに僕の恋を応援するようにもなった。
「女性は彼氏ができると変わる」とよく言うが、それは彼女も例外じゃなかった。
たとえ表情が見えなかったとしても、文章にウキウキしてる感じ、幸せな感じは伝わってくるものだ。
「 (ノ_-;)ハア…きっと彼氏できたんやな」ということはすぐに察しがついた。
..
「でもだからと言って、別に何も変わらない!オレは気にならないよ!」
と思っていた。
だって僕らはもう恋人同士じゃない。ただの友達なんだから。
「むしろ喜ぶべきことじゃないか!」と、何度も何度も自分自身に言い聞かせた。
ところが僕の感情は逆を行った。虚無感が止まらないんだ..
男にとって「付き合っている人がいる」と「結婚している」では意味が違う。
「彼氏がいる」
→ まだチャンスはある!1%の可能性を信じろ!!
「旦那がいる」
→ はい、試合終了〜!バイバイ!
「結婚します」は死刑宣告(Death Sentence)みたいなもんだ。
もう男は手を出すことはできない。可能生はゼロ。
まさか不倫を試みるようなことはしたくないし、離婚を望むような人間になりたくない。
友人として彼女には本当に幸せになってもらいたいと思う。
なのに今落ち込んでいる自分がいる。なぜなら、
- 「結婚すると今までとは違くなるのか?」
- 「もう楽しく会話できなくなるんじゃないか…」
- 「旦那さんに夢中でもうLINEしてくれなくなるんじゃないか…」
- 「旦那さんがオレとのLINEを許可してくれないんじゃなか…」
上記のようなネガティブな考えを止めることができないからだ。
「結婚する」という言葉を聞いた時、親友が遠くに行ってしまったような感覚になったんだ。
オレもう孤独を味わいたくないよ..
以上が、僕があの日、電車で泣き出した理由というわけだ。
さいごに:別に死ぬわけじゃないさ!
いや〜、それにしてもめっちゃ意味不明な記事になりましたねー!!(笑)何なんだオレは!!!
もしここまで読んでくださった方がいたら、本当にありがとうございました!!(どんだけ親切なんや、その人!)
「なんなのこの人? (・ ・?) 一体なにが言いたいの??キモーイ!」
と思った方は多いだろうな..(ノ_-;)ハア…
自分でも何が言いたいのかサッパリわかりませーん。
今回はいつもの記事と雰囲気をガラッと変えて、自分の感情をただ思いのままズラズラ書いていきました。そしたらこんな記事になったというわけさ。(※すべて実話です。)
なぜか短編小説のような感じになってしまいました..
っていうかムダに“哀愁”が漂いすぎましたね!!(>_<)スイマセン
まぁ僕のブログなんてそんなもんです。どうか勘弁してやって下さいねーm(__)m
元カノが結婚するといっても、別に死ぬわけじゃありません。
僕の人生はこれからも続きますし、上を向いて歩いていかなきゃいけません。
「親友を失う」というのはよく考えたら大袈裟過ぎる(ネガティブ過ぎる)と思いました。
それに、仮にもしも彼女と親友(Best friend)でなくなってしまったとしても、また新しい友達を作ればいいんですよね〜
(結論↓)
辛いことがあったって、上を向いて歩いて行こう!!