「起業してもやっていけるかどうか心配です!」
これは誰もが思うことではないでしょうか? どんなに優秀な人でも独立・開業するのはかなり勇気が必要です。
若い人ならば「もう少し会社で経験積んだほうがいいかな?」と思うだろうし、ベテランさんなら「家族がいるからリスクは犯せない…」と、ためらってしまいます。
独立しても大丈夫かどうかを知りたい人は、以下の5つの質問に答えて下さい。
もし全ての質問に対して「Yes!」と自信をもって言えることができるなら、おめでとうございまーす!
あなたは起業してもやっていけます!
What are the 5 questions you have to ask to yourself before starting your own business??(´∵`)??
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起業したい人よ!最低限この5つだけは自分自身に聞いてくれ!
1. 独立直後に仕事をもらえる人がいるか?
Do you have any connection or company to give jobs to you?
これが一番重要です。
今まであなたと全く仕事をしたことがない人・関わったことがない人から仕事を頂けるのは、最初はほぼ不可能です。
独立直後の仕事は、会社員時代からの知り合い、または、知り合いからの紹介でやってくることがほとんどです。それしかありません。
ゆえに、仕事を頂ける知り合いが誰1人いない状態で起業しちゃうのは絶対早過ぎるんです!
ランサーズなどのクラウドソーシングを利用すれば、全く知らない人でも顧客になってくれるかもしれません。
しかし、クラウドソーシングは単価が低いし、コミニュケーショントラブルが起きやすいのです。それだけに頼るのは危険です。
独立して最初の1年食っていけるかどうかは、「仕事をもらえる人を事前に確保しているか?」で決まるといっても過言じゃありません。
I can’t emphasize this too much!
勝負は会社員時代から始まってるんですよ。
自分が直で担当している顧客や、副業で仕事をもらっているクライアントなどに狙いを定めて、独立前から1人でも多くの顧客獲得を目指しましょう!
2. 資金は十分か?
Do you have money enough to survive?
もし独立後すぐに儲けられる自信があったとしても、貯金がゼロの状態は危険すぎます。絶対にやめましょう。
お金が全くないと心に余裕が持てません。常にdesperateの状態で、仕事を選べなくなります。
確かに最初の頃は仕事を選んでる場合じゃありませんが、ある程度は自分がcomfortableに感じる仕事をやっていきたいです。
独立するなら1年間の無収入を覚悟したほうがいいです。つまり1年間は食っていける資金を貯めておくべきだということです。
会社員時代にできるだけ多くのお金を貯めて心に余裕を作りましょう!
3. 技術は十分か?
Your skill is good enough to make money?
これは見極めが難しいところです。
職業にもよりますが、会社員として3〜4年やってると「今の自分のスキルなら大丈夫!」と感じてくる人は多いでしょう。
ただ、それはその会社だけで通用するスキルである可能性が高いです。
自分だけの力でやっていると感じていても、会社への貢献はごく一部だったりします。
会社が社員たちのために環境を整えてくれているおかげで、あなたはスキルを存分に発揮できるのです。
独立したら会社のサポートなしで、全ての工程を自分1人でやっていかなければなりません。これは想像以上にキツイです。
だからこそ起業する前に副業を始めましょう!そこで1人でもやっていけるスキルを磨くんです。
僕も独立する5ヶ月前から副業をやってました。お金を貯めたかったというのもありますが、「自信をつけたかった」というのが一番の理由です。
4. 今の会社の人とは良好な関係か?
Are you getting along with the people of your company?
関係の悪い状態で辞めてしまうのはよろしくありません。
お互いハッピーな状態で終わるために、できるだけ良好な関係で退職したほうが絶対にいいです。
(逆に言えば関係が良いうちに辞めたほうがいいかもしれません。)
後味の悪い辞め方をすれば、当然ながら独立後その会社から仕事を頂けることはあり得ません。
それだけじゃなく、業界内・知り合い間でネガティブな噂が広まり、誰から信用されない状態になるかもしれません。
「これ以上この会社に居たくないから辞める!」というのが誰しも本音でしょう。
しかし、せめて最後の2ヶ月間だけはグッとこらえて愛想良くしてましょう。良い関係を築く努力をしましょうや。
途中のプロジェクトをちゃんと完了させ、次の人への引き継ぎをしっかりと行いましょう。
「立つ鳥跡を濁さず」を忘れないでくださいね!
5. 大きな病気・ケガがないか?
Your health condition is really OK?
独立したら休めません。あなたの代わりに働いてくれる人は誰1人いません。
起業したら休んでいる間は収入が止まります。
会社員だったら有給があるし、大きな会社だったら育児休暇や長期休暇制度もあるでしょう。
会社の福利厚生として人間ドックや健康診断を格安で受けられたりもするでしょうね。(会社員の人いいなぁ~)
だから病気になるんだったら会社員のうちですよ!(笑)
何よりも病気やケガはお金がかかります。
入院や手術が必要になれば、収入ゼロの状態に加え、何十万・何百万の支出で会社は間違いなく潰れます。
独立しする前に「オレの健康は大丈夫か?」ということを念入りに確かめて下さい。
もし自信が無いなら会社員のままでいたほうが安全です。
会社存続のために大事だと感じている4つ
1. マーケティング活動
Marketing
起業したらあなたは「経営者」です。作業者じゃありません。
目の前の仕事をこなしていくだけでは不十分。仕事が途絶えないようにマーケティング活動もしていかなきゃなりません。
たとえ今は仕事がたくさんあったとしても全然安心できません!
特に1つ、2つだけの顧客に頼っている人はマジで危険です。今後、やむを得ない事情や不況により仕事が頂けなくなる可能性は高いです。
仕事のは決して「紹介」だけに頼らないでください!
マーケティング・営業活動によって自ら獲得していく姿勢を忘れちゃいけません!
2. お金の管理
Management of Money
起業すると確定申告や税金など「お金に関わる手続き」は避けられません。
面倒くさいからといっておろそかにしていると、痛い目に遭う可能性が高いです。
お金の管理をちゃんとしていないと、例えば顧客が期限内に支払いしてなかったり、自分が振込み忘れしていることにずっと気づかなかったりして、あとあと面倒なことになります。
もちろん税理士や会計ソフトの力を借りてもよいですが、自分でも最低限の経理知識をもつことは必要です。
じゃないと会社の経営状態を把握するのは不可能です。
3. 新しい技術・仕事へのチャレンジ
Challenging to new Skills and new Jobs
仕事に必要なスキルは時代とともに変わっていきます。どんなに今は高い技術をもっていても、それが1年後も使えるとは限りません。
また、どの業界でもライバルは多く存在します。現状に満足したままでいるとあっという間に追い越されます。
今の技術が通用するのは、長くて3年だと思いましょう。
日々の勉強や情報収集を欠かさず、常にスキルアップを目指していくべきです。
また、やったことがない仕事も徐々に増やしていくべきだと思います。
そりゃ誰だって自分が自信のある仕事だけやりたいです。でも、ずっと保守的なままでいると仕事の幅をいつまでも増やすことができないんです。
少しずつでいいから、未経験の分野・仕事もチャレンジしていきましょうや!
4. 健康管理
Management of Health
会社員だったらあなたが休んでも会社は回る。給料もでる。
でも独立したら「休む=収入ゼロ」。特に最初の頃は。
「体が一番の資本」とよく言ったもんですが、起業したらますますそれを実感します!
起業成功のカギは「どれだけ長い間ベストコンディションを保っていられるか」です。
どんなに忙しくも「毎日の運動」「健康的な食事」「規則正しい生活習慣」はできるだけ保っていきましょうね!
さいごに:起業は厳しいからこそ「やりがい」がある!
日本で3年続く会社はわずか10%、5年続くは3%、10年続くのは1%にも満たないそうです。
起業するとキツくて過酷な道のりがあなたを待っています。楽はできません!
「サラリーマンより楽できる!」なんて生半可な気持ちで挑戦するもんじゃないですよ。
起業する人はサラリーマンに比べ、厳しく結果が求められるようになることを忘れないで下さい。「失敗が許されない世界」です。
でも厳しい世界だからこそ、やりがいがあるし見返りは大きいと思います。
自立心が強く実行力の高い人だったら、成功できる可能性は十分あります。