「留学したいんです!でもお金がない…」
という悩みをもっている方いませんか?
僕が3年前カナダに行くと決めたとき、留学費用の見積もり金額を見て唖然としました。
「えっ!?300万円もすんの? ….こんなにかかるのかよ、オイオイ…」
留学はお金のかかる買い物です。服を買いに行くような感覚でできるもんじゃないです。
多額の留学費用が必要だと知って、「こんなにかかるんじゃ無理だな..」と諦めてしまう人は多いと思います。
しかし、「お金がない」という理由だけで諦めてしまうのは、すごくもったいないです。
いろんな工夫によって留学コストは大幅に抑えることは可能なんですよ!
今回は海外留学をできるだけ安い費用で実現するための方法5つをご紹介します。
「留学したいけど、お金が無くて困っている…」という方は、ぜひ参考にしてくださいね〜!
How can you do study abroad with tight budget??(´∵`)??
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1. 公的機関を利用する
留学するのに何も全てのお金を自分で用意する必要はありません。代わりに払ってくれる公的機関を利用すればいいのです。
例えば2014年からスタートした官民協働留学支援制度「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」はその1つ。
このプログラムを利用すれば手厚い奨学金(月額12~20万円)、渡航費(10~20万円)、授業料(実費、上限60万円)などが給付され、返金が不要!
2020年までに約1万人の高校生、大学生を派遣留学生として送り出す予定とのことです。
また、
日本には「JASSO」という日本学生支援機構もあります。
留学国やあなたの状況によって政府が負担する費用は変わってきますが、「全額負担」の奨学金を出してくれるケースもあるそうです。
その他に奨学金を提供してくれるところとして、
上記のような留学支援団体が日本にはあります。これらはネットで調べればいくらでも出てきます。
優秀な若者を世界に送り出すために、留学をバックアップしてくれる団体・組織は多数存在します。
これらを利用することでたとえ経済的に難しい状況であっても、今の日本なら十分実現可能なんです!
2. 現地で働く
いまや「働きながら勉強する」というのは留学では当たり前のことです。
ワーホリの人ならば働けるのはもちろんですが、国・都市によっては“学生ビザ”であっても働くことは可能です。
例えばカナダ・バンクーバーでは、2014年に学生ビザに関する新規定ができて、特定の条件を満たす一部の学校の留学生は就労が許可されるようになりました。
通学期間中はパートタイムで、長期休暇中はフルタイムで働くことができるそうです。(※詳細)
また、アメリカ・カナダの大学では、学校内においての図書館スタッフ・カフェテリアの店員・教授アシスタントなどとして働くことが可能です。
一般の語学学校・私立専門学校でも、学校内のスタッフとして働けるところは多いようです。
「ワーホリの人しか海外では働くことはできない」というのは完全に勘違いです。
国・都市・学校によっては、学生ビザであっても働けるところはいくらでも見つかります!
3. 生活費用を抑える
学校にかかる費用を削るのは難しいですが、それ以外の費用は大幅に抑えることができます。
例えば航空券。
JALやANAのような有名航空会社ではなく、格安航空会社(LCC)を利用すれば大幅に安くなります。
また、ホームステイではなくシェアハウスや相部屋などを利用することで滞在費用を抑えられます。
その他にも例えば、
- 電車・バスではなく自転車
- 外食を控えなるべく自炊
- カフェではなく図書館を利用etc
上記のような“小さな工夫”によって留学中の生活費用はいくらでも安くしていけます。
贅沢三昧な生活はできないかもしれませんが、それでも十分暮らしていくことは可能です!
4. 留学期間を短くする
基本的に留学費用は期間に比例します。1年、2年の滞在となれば当然必要なお金は高くなっていきます。
しかし、留学期間が長いからといって良い留学ができるとは限りません。
短期間でも1日の密度を濃いものにすることで、十分有意義な留学にすることができます。
カナダの学校には数ヶ月・数週間単位で受けられるプログラムが多数あります。
長い期間ダラダラと過ごすより、むしろ短い期間で集中的に学ぶほうがより効率的かもしれません。
5. 物価の安い国・安い都市を選ぶ
行きたい国・都市にこだわりがなければ、できるだけ安い物価の場所を選ぶのも1つです。
例えば北米・ヨーロッパに比べて東南アジアがめっちゃ安いのは誰もが知っていること。
また、同じ国であっても地域によって大きく変わってきます。
アメリカではニューヨークやLA、イギリスではロンドンやケンブリッジ、カナダだったらバンクーバーやビクトリアなどの大都市は比較的物価・生活費が高いようです。
物価が高い地域を避けることで、留学費用は大幅に減らすことができます。
旅行で行くんだったらやっぱり大都市の方がいいですが、留学で行く(=長く住む場所として行く)んだったら「こじんまりした小都市」でもOKなんじゃないかと個人的には思います。
むしろ遊びの誘惑が少なくなるんで、留学では田舎を選ぶほうが良いかもしれません。
さいごに:お金がなくても留学できる!
「お金がない」というのは、おそらく留学を諦める理由のトップ3には入っているでしょうね。
でも僕は声を大にして言いたい。
「留学=お金がないとできない」というのは完全に勘違い!
お金持ちだけができることだと決して思わないでください!
今回挙げたような5つの工夫によって、いくらでも費用は抑えることができるんです。
留学に限った話ではなく、全てにおいて日本人は「お金が無ければ無理」という考えをもっているように感じます。
でも考えてみてください。
- お金がなければ東大に入れませんか?
- お金がなければサッカー選手になれませんか?
- お金がなければパイロットになれませんか?
お金がないことで不利になってしまう場合もあるかもしれない。でも、実現できるかどうかで一番大事なのは本人のやる気と行動力だと思いません?
お金が一番重要なことじゃないと僕は思います。
「お金がないから留学できない」と嘆いている人は、簡単に諦めてしまう前に、なんとか工夫して実現できないかどうかをいま一度考え直してみてはいかがでしょうか?