僕のような自分の会社を立ち上げたばかりの人間にとっては、モチベーションがすべてと言っても過言ではありません。
モチベーションが落ちると、
- 仕事のパフォーマンス、生産性が低下
- スキル向上(成長)意欲が低下
モチベーションは結果に直結します。限られたチャンスで常に安定した成果を求められる会社経営者にとって、モチベーションが下がることは死活問題です。
「モチベーションを上げる方法」はネットで検索すればおそらくゴマンとでてくるでしょう。書店ではビジネス系のハウツー本でそのようなタイトルをよく目にします。
今回は、僕の場合のモチベーションを保ち続けるための方法4つです。この4つが個人的には一番効果的でした。
もちろん人によって、全然効かないこともあると思いますので、「へぇ〜そういうやり方もあるんだなぁ〜」って感じで読んでいただければいいかと。もしかしたら参考になるかもしれませんよー!
What are the 4 tips for Nobita to keep his motivation at work??(´∵`)??
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1. 尊敬できる人と仕事をする
これまでの人生振り返って、モチベーションが高い時はいつも近くに尊敬できる人がいました。
- 大学サッカー部の時は、めっちゃうまかったS先輩、信頼できたY監督
- カナダでは同じオフィスで働いていた藤井さん
- 現在は同じプロジェクトメンバーのAさん
尊敬できる人の前では、自然とやる気は上がります。その理由は以下のような感情がやってくるからです。
- あの人みたいになりたいなぁ〜!
- 認められたいなぁ〜!
- 恥をかかせられない!
- 俺を嫌いになってほしくない!
尊敬できる人は仕事の手本にもなってくれるので、モチベだけでなく、自分の仕事の質も向上します。
ありがてぇ!
2. 分業制にする
うちの会社では以下のような役割分担を決めてます。
株式会社NOBITA 各部署の担当者と仕事
- CEO:のび太A
- 主な仕事 → 組織全体の統括、経営判断
- 制作部:のび太B
- 主な仕事 → デザイン、コーディング、CMS組み込みなど、Webに関わる業務全般を担当
- 経理部:のび太C
- 主な仕事 → 会計、決算など、財務に関する業務全般を担当
- カスタマーサポート部:のび太D
- 主な仕事 → 顧客とのやりとりをすべて担当
※メール、電話、直接交渉すべて含む。
※ここでの“顧客”とはクライアント、プロジェクトメンバーなど、利害関係者全員を指す。
- マーケティング部:のび太E
- のび太ブログ、LIGブログなどの執筆、Facebook / Twitter投稿など、株式会社NOBITA宣伝に関わるすべての業務を担当
このようにうちの会社では、各部署で役割が明確に分かれています。
……
…. (ー’`ー ; )
「はぁ!?結局全員お前でしょ?バカだろ!」
って声がいま聞こえました。。。(_ _;)
ですがたとえ同じ人物が担当者だとしても、役割分担を決めて分業制にするべきだと僕は主張したいです。
制作、経理、営業などなど、1人で全部やっていかなきゃならないと考えてしまうと心理的負担がかなり大きいです。「全部やりきれねぇよ!」となり、モチベーションが下がってしまいます。
でも、大きい会社のように役割が明確だと心理的にすごく楽です。
- 6:00
- 「この5時間、オレはのび太B(制作担当者)!だから他のことは一切考慮しねぇ。制作だけに集中!」
- 11:00
- 「僕は今、のび太C(経理担当者)。メール来たけどオレの担当じゃないからほっておこう。それはのび太Dの仕事だ。」
- 15:00
- 「メール対応している僕はのび太D(カスタマーサポート担当者)。クライアントから修正のメールが来た。のび太Bさんに伝えておこう。」
このように僕がのび太Bのときは、メールも経理もブログ執筆も全部他の『のび太』に丸投げします。自分の仕事に専念できてすごく楽です。
僕の人格はやっている業務によって大きく変わっていきます。(というか意識的にわざと変えます。)
- のび太A:いつも冷静沈着、客観的に物事を判断する性格
- のび太B:一心不乱に制作に没頭し、目の前の作業しか見えない性格
- のび太C:細いことにうるさい、ケチな性格。
- のび太D:社交的で礼儀正しい性格。
- のび太E:積極的に自分を売り出していく目立ちたがりな性格。
僕はかなりの多重人格なんです(笑)。やっている業務によって、人が全く違います。
普段やりとりしているクライアントやプロジェクトメンバーは、のび太Dの僕しか知りません。
(それ以外の、のび太を知られたらマジでヤバイ。。。)
自分の人格(部署)が変わるごとに仕事が明確になり、作業効率が上がる(= ひとつの作業に没頭できる)と実感してます。
まるで大きな会社で働いているような感覚です。
3. マニュアルで動く
人のモチベーションはコントロールが難しいです。どうしても日によってやる気がでない日、気持ちが乗ってこない日が必ず出てきます。
モチベーションのコントロールは難しいですが、行動は簡単にコントロールできます。ゆえに、「この作業はこうするもの」というマニュアルがあれば、どんな日でもそのルールに従って黙々と仕事を進めることができるのです。
また、もしこれから将来だれかを雇った時に、マニュアルはかなり有効です。その人はただマニュアル通りに作業すればいい。その人の能力次第で結果が左右しない。
株式会社NOBITAでは部署ごとの作業マニュアルをいま急いで作成中!
これを作っておけば今後だれかに仕事を頼む時、それ通りにやってもらえればよくなります。その人がやめても大丈夫。
4. 見返したい!
「いますぐに強いモチベーションがほしいんだ!」
という時はありませんか?例えば、これから徹夜で仕事しなきゃいけない時とか、大きな仕事を任されたときとか。
そんな時は「あいつを見返してやりたい!」という思いが、大きなモチベーションをもたらします。
「嫌いな人にだけは負けたくない!」っていうのは、おそらく誰もが思うことでしょう。
例えば、運動会の徒競走で、自分がすごい嫌いなやつに負けた時って、めちゃめちゃ悔しくなりませんか?他の人に負けるより何十倍も悔しいです。
高校時代の受験勉強、大学サッカー部でのレギュラー争い、カナダで働いていたとき、、、、
振り返ってみると、いつも誰かしら嫌いな人がいました。
- 「お前は全然ダメダメ!」
- 「人間として最低だな。」
- 「だってお前は、普通の人の半分の給料にしか値しないから。」
ネガティブな言葉を何度も浴びせられ、逃げ出したい衝動に何度も駆られました….
なによりも悔しかったのは、何も言い返す権利が自分にはなかったことです。なぜなら、相手の方が上だったから。自分は結果を全く出していなかったのです。
だから、ただ黙って下向いて、じっと聞いていることしかできなかったです…ナイフのような言葉の数々をひたすらガマンして聞いているしかなかったです…
泣きたくなるような悔しさを強く感じながら、心の中でいつも叫んでいました。
「絶対にいつか見返してやる!必ず見返す!お前だけには絶対に負けねぇ!」
何をすれば見返すことになるのか、はっきりしたことは別にないんです。負けていないと自分自身が思えれば、見返したことになります。はっきり言って、ただの自己マンです(_ _;)…
ただ1つだけ確かなのは、これから自分の会社を成功させるために、オレは嫌いなやつより何十倍も努力し続ける!ということ。それが自分にとっての「見返す」ということになります。
問題は自分がどうあるべきかです。 嫌いなやつがこれから成功しようが失敗しようが、全く関係ありません。100%ずっと無関心を貫きます。
10年後、仮にもしも、そいつがまた同じように見下してきたとき、はたして自分は胸を張って「オレは負けてない!」と言い返せるかどうか? それが重要なんです。
人は感情が動くときモチベーションは間違いなく上がります。ゆえに、嫌いなやつにバカにされた時の悔しさ、見返してやりたいという思いは、モチベーションを上げる強い原動力となるのです。
今回のモチベーションを保つ4つの方法は、かなり自己流です。
なんで、人によっては全く参考にならないかもしれませんね…(_ _;)スイマセン!やはり書店のビジネス本を参考にする方がよいかと!
最後にこの記事で一番強調したいこと。
結局モチベーションが高いかどうかの一番大きな要因は、幸せにしたい人がいるかどうかです。
それが家族なのか、恋人なのか、それとも日本国民全員なのか。それは人それぞれです。
いずれにせよ、自分の努力したことで誰かが幸せになるなんて、こんなワクワクすること他にありませんよね(^^)!
どうです?あなたにはいま、幸せにしたい人がいますかね?