1986年生まれの有名人と言えば、
沢尻エリカ、北川景子、石原さとみ、スザンヌ、本田圭佑、長友佑都、ダルビッシュetc。
世間一般の人からして、この世代の人たちってどんなふうに見られているんですかね？
「まだまだ若いな〜」
「これから伸び盛り」
「まだまだ半人前！」っていうイメージがたぶん多いんじゃないかと思います。
バンクーバーで僕の周りには「すごいなぁ〜！」って思ってしまう尊敬できる人たちがたくさんいるのですが、今回はその中でも僕と同じ1986年生まれ（長澤まさみ世代）で、特に尊敬している3人をご紹介したいと思います。
海外、バンクーバーにやってきて最近ますます強く感じるのは、何かを成し遂げるのに年齢は全く関係ないということ。
日本では昔ほどではないにしても、「年功序列」「若いうちは修行の身」みたいな考えが多少は残っていると思いますが。
ですが海外に来て僕は、どんなに若かろうが年をとっていようが、やる気と努力、そして実行力しだいでいくらでもやっていける！ということを、最近周りの同世代たちから身に染みて感じているんですよね。
年齢を気にせず実力勝負でやっていきたい！と思っている方にとって、海外は最適なところかもしれません！
Who are the three persons who Nobita respects the most in Vancouver??(´∵`)??
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Qさん
まず1人目は、バンクーバーの絵描き屋さんであるQさん。
僕が働いているオフィスにたまにやってきます。正直言うと、初めて会った時は独特の重い雰囲気に声をとてもかけづらかったのです..でも一度話してみるとQさんはとても親しみやすくて面白くユーモアのある人だと気づきましたね(^^)
バリバリの関西弁とネイティブ並の英語を交えたQさんとの会話が僕はとても楽しいです！「のび太くん、ホンマ変わってるわ〜。」というツッコミがなぜか好きでたまりません。
そんなQさんは最近本を出しました。
自分と同い年で本を出す人は、Qさんが初めてです。
というか本を出すなんて、名の知れた有名人かめっちゃ実績/経験を積んだ30代、40代の人ぐらいだろうって思ってました。だからQさんが本を出すと聞いた時はそりゃ驚きましたね。
「自分と同年代、あのQが本をだすなんて…す、すげぇ…」って感じっす。
本を出すなんて素人の僕でも大変なことだってわかります。ましてや芸能人でもなく、まだまだ若く実績・経験の乏しい20代の人ならなおさら難しいでしょう。
貫くということ
今回本を出せたのは間違いなくQさんのこれまでの努力の結果だと思います。いや、「努力」というよりは「貫いてきた」という表現の方が正しいかもしれません。
「絵を描く」という子供の頃から好きだったことを、ずっと手放さず貫いてきたからこそ今のQさんがあるんだと思います。
子供の頃に好きだったことを大人になった今もずっと貫いてやっている人は、はたしてどれだけいるでしょうか？
「これ金にならないからいつまでもやってられないよなぁ〜」
「現実的にこれで食ってくのは厳しいっしょ..」
理由はなんにしろ、「サッカー選手になりたい！」「パイロットになりたい！」など、ガキの頃に思い描いていた夢を大半の人はあきらめてしまう。
実際僕も子供の頃の「海賊になりたい！」という夢をあきらめてしまった1人なんです…
僕がQさんを尊敬する1番の理由。それは本を出したからとか、かわいい絵が描けるとか、おもしろい関西弁とか、そんなことじゃない。自分の好きなことをずっと貫いているところです。
セナさん
バンクーバーでWebディレクターとして活躍されているセナさん。1年前、全くのWebド素人だった僕にWebを教えてくれた先生です。
初めてWebレッスンを受けたときは衝撃的でしたね。
「この人ホントにオレと同い年か？マジですげぇわ…」
ただ単に知識や技術のレベルが高いというだけでなく、話す時の自信や醸し出すオーラがすごいと感じたんです。
セナさんが書いている「バンクーバーのうぇぶ屋」は日本でWebやってる人なら誰もが知ってるんじゃないかぐらいの有名ブログ。
去年は日本5カ所でセミナーを開催し、東京セミナーは告知からわずか半日で満席という大盛況！(*-`д-;)ｽ、ｽｹﾞｪ…
そしてつい最近は、クリエイター留学に特化した留学支援団体の「Frog」という会社を設立し、CEOに就任。
いや〜、これからますます活躍していきそうな感じっすね！ (*ﾟoﾟ)
逃げ出す努力
僕が一番尊敬しているところはQさんと似ています。セナさんも自分の好きなことをトコトン貫いていると感じるんです。
ただ単に自分の好きな仕事を貫いているってだけじゃなく、
「自分は体力がないから長く働きたくな〜い。残業なしの週休3日がいい。」っていうようなライフスタイルなども含めて、やりたいことは全部貫いていると思うんですよ。
そりゃ、オレだって残業なしで週休3日になりたいっすよ(:_;)！でも僕も含めて多くの人は、「そんなの絶対無理でしょ！」ってなって、大半はその方法を考えることさえしない。
セナさんは嫌なことから逃げ出す努力を決して怠らなかった。
「残業したくない！」「楽に仕事したい！」「めんどくせぇことはやりたくない！」とただ不満を言うだけじゃなく、「じゃあどうすればいかに楽できるか？」を考え続け実行していった結果、今の彼があるんだと思います。
セナさんはショートカットキー、様々な便利ツールなど、時間節約のための知識にとても精通しています。そして時間短縮して余った時間を自分の好きなことや新しい技術の習得など有意義に使い、さらに良いアイデア、ビジネスを展開していくという好循環。
「嫌のことはできるだけやりたくない。じゃあそのためなら、あらゆる手段を使ってしないようにすりゃいいじゃん」ってところが僕は一番見習っていきたいと思うし、尊敬しています。
っていうか、すいません、正直このブログだけじゃセナさんは語り尽くせないっすわ。だってあの人、めっちゃすごいんですもん↓
人気ブログ「バンクーバーのうぇぶ屋」セナさんから感じたWeb制作者に必要な5つの能力
藤井佑耶さん
佑耶さんは専門性に特化した留学サービスを提供するCOS留学サポートデスク(留学エージェント)の経営者。
自分と同い年で会社経営者、しかも2つの！っていう人は周りで彼だけなので、その時点ですごいなぁ〜！って僕は思っちゃいますね。
僕は佑耶さんと同じオフィスで働かせてもらっています。そのため話す機会も多いのです。よく経営者ならではの貴重なアドバイスをくれたり、僕のウケ狙いが超スベって(>_<)、気まずくなった雰囲気を取り直してくださったりと、会社は別ですが彼には本当にお世話になっています。
僕が佑耶さんに対して尊敬しているところはたくさんありますが、一番は人(社員)を動かす能力の高さです。
これは経営者にとって最も重要な素質なんじゃないかと思います。そして、それゆえに僕は彼が間違いなく優秀な経営者であると強く信じて疑わないのです。
人(社員)を動かす能力の高さ
以前、佑耶さんと話したときこんなことを言っていました。
「これまでいろいろやってきて、ミスのない書類を用意するとか、完璧な料理を作るとか、『作業する』能力に関しては、オレはめちゃめちゃ低いと感じた。
だからこそ、周りの人たちにいかに気持ちよく仕事をやってもらえるかに集中して、そっちの方により意識を向けるようにした。」
佑耶さんを見ていると、常に周りがうまく動いているかにとても気を配っているのがよくわかります。1人1人それぞれ違った強みをもつ社員に対し最適な仕事を的確に割り当て、常に全員がフル稼働で同じ方向に向かうように心がけていると感じます。
それに話し方がとても堂々としているし、ポイントがはっきりしているので指示がわかりやすいなぁ〜とも毎日感じますね。
佑耶さんが周りの人を動かす能力が高い1番の要因。それは間違いなく彼の人間性にあると思います。
たまに冗談や笑い話で周囲を和やかにさせたり、コーヒーや豚まんをみんなのために買ってきたり。特にみんなが少しでも働きやすいような環境づくり（部屋の配置、設備、用具etc）にはとても力を注いでいます。そのためのお金なら彼は絶対に惜しまない。
1年以上にわたって佑耶さんを観察してきて強く感じること。それは佑耶さんの自分の社員に対しての感謝の気持ち。
その証拠に彼は自分のことより、周りの人のために使っているお金のほうがハンパなく多い！
それがちゃんとみんなに伝わっているからこそ、「社長のために！」そして、「自分の会社のために！」と、彼の社員はみな一生懸命に仕事ができているんだと思います。
ここで紹介した3人と僕は同い年なんですが、全員に「さん」付けしています。
無理やり言わされてるわけじゃなく、自然とそうせざる得ないオーラがでているんですよね。てか正直3人が僕と同い年だなんて全く信じられないっす！少なくとも10コは上の貫禄がある！
3人がこれまで積み上げてきた実績と努力から生まれる自信が、話し方や雰囲気に自然と出てきているからだと思います。
（決して3人が老けて見えるってわけじゃないっすよ！）
つまりですね、「年上だから」「社交辞令で」という理由ではなく「心から尊敬しているから」という理由で、僕は3人には敬語で話してしまっているんです。
いや〜正直、同年代でそう思わせる人に出会ったことは今までありませんでしたね。
最後になりますが、
冒頭にも述べた通り、海外では年齢はあまり重要ではないと思います。どんな若くても3人のように成功できる可能性は誰にでも十分あります！
大事なのはあなたのやる気と努力、そしてなりよりも、実行力さえあればいくらでも上に行けると思いますよー！
