起業したら失敗する可能性の方が高いです。
あっ、起業したいと思っていたアナタ!いきなりモチベーション下げるようなこと言ってスイマセーン(_ _;)
けど、日本で80%以上の会社は3年以内に消えるというのは紛れも無い事実なんです。
ウソでも「大丈夫ですって!起業したらみんな成功できますよー(^^)!」なんてこと、やっぱり言えませんわな。
でもせっかく自分の会社を作ったんだから、簡単に潰したくはありません!!
いくら失敗する可能性が高いからと言って「まぁダメで当たり前だし」なんて気持ちでやっていきたくないです。
これは起業だけでなく全てにおいて言えること。
ブログにしろYouTubeにしろ、失敗する可能性の方が高いですし、失敗してもポジティブに考えていきます。
でも、「ダメ元だから真剣にやらない」という意識は決して持ちません!もちろん成功を目指します!
今から約1年前、勢いだけで起業してしまった僕。。
ぶっちゃけ何の準備も計画もありませんでした..
..(T_T)..
で、何もわからなかった僕は、
起業直後にクライアントのある先輩経営者さん(※20人規模の会社を15年以上経営)に、
これから会社を10年間存続させるために最も必要なことはなんですか?
という質問をぶつけました。
するとひと言、
君が成長し続けるしか道はない
What do you need to do to improve yourself??(´∵`)??
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成長しなければ終わる
はい?それだけっすか?(゚Д゚≡゚д゚)エッ!? いやいや、もうちょっと詳しく教えてくださいよ!
先輩から言われた時はそういう感じでした。
スラムダンクの安西先生じゃあるまいし、「諦めたらそこで試合終了ですよ。」って名言だけ残して帰るなんてちょっとひどくないですか? (´ε`;)ウーン…
でもその人はかなり忙しい方だったので、それ以上時間を取るわけにもいかず。。
成長しなければ会社が潰れるのは誰もが知ってることです。中小企業に現状維持という考えはなく、常に前に進まなければ確実に終わります。
問題は具体的にどうしたら成長していけるかということ。これが僕には最初よくわからなかった。
でもよく考えた結果、答えはかなりシンプルでした。
新しいことに次々と挑戦し、自分の殻を打ち破っていく
人は何か新しいことをする時、ためらってしまう傾向があります。理由は単純で失敗したくないからです。
失敗した瞬間に味わう「惨めさ・恥ずかしさ・劣等感」といったネガティブな感情をできるだけ避けたいんです。
逆に「慣れていること・得意なこと」はガンガンやっていきたいと思うもの。優越感や自信をたやすく得ることができますから。
でも、慣れていることばかりだと成長は確実に止まります。
自分が「心地よい」と感じるところから抜け出さない限り、永遠に次のステージには行けません!
ハードルを徐々に上げていく
例えば棒高跳びで5mをクリア出来たとしましょう。
成功した瞬間は誰もが嬉しいものです。だからこそ2回、3回とやります。成功した瞬間を何度も味わうことで自信を高めていけます。
けど、ずーっと5mや4m90cmばかり飛んでたら一生それより上には行けません。「心地よい、気持ちいいー!」とは感じるでしょうし、優越感に浸れます。でも「成長」はありません。
成長するためには、5m行けたら次は5m10cm。その次は5m20cm、5m30cmというふうに、徐々にレベルを上げていかなければなりません。これこそが唯一の方法!
もちろん「痛み・失敗」は激増します。「心地よい」という状態からは確実に外れ、ストレスも増えます。(=Out of your Comfort Zone!)
でも、その”痛み”こそが上に行くためには絶対に必要なことだと、僕は強く実感してます!
実例紹介
ここまでの話をまとめると、成長するためには、
- 自分自身をあえて「心地よくない状態」に持っていく(Out of Your Comfort Zone)
- 徐々にレベルを上げていく(Moving Forward)
以上の2つが不可欠ということ。僕はこれを「成長絶対条件」と勝手に名付けています。
仕事、スポーツ、恋愛など全てにおいて共通だと強く実感してます。
じゃあ、お前は”具体的に”どう「成長絶対条件」を実践してるんだ?証拠を見せろよ!!
もしかしたらそう思っている方もいるでしょう。
以下が「成長絶対条件」の一例になります。
レベル1:オレってイケてますかね?(Do you find me attractive?)
YouTubeを始める際に、自分にとって何が最も「Out of Comfort Zone」になるかをめっちゃ考えました。
すると「見知らぬ人に自分がカッコイイかどうか聞こう!」というアイデアが浮かんだんです。
なぜなら、イケてない男が「自分はイケてますか?」と聞くことほどキツイものはありませんから!(TOT)
(美人・イケメンさんがやるんだたったら苦痛は小さいでしょうけど。)
イケてないことを僕自身が誰よりも知っているからこそ、まさにOut of Comfort Zoneのチャレンジ。
当然ながら「痛み」はハンパありませんでしたね。(かつて味わったことないほどの「拷問・地獄」でした..)
また、YouTubeを始めたばかりの頃は、インタビューの仕方、撮影方法、動画の編集・構成などなど、全部がかなりひどかったです。。動画のクオリティは幼稚園児並みに低いもの。ハッキリ言って1円の価値もありませんでした。
でも、1つ目のハードル(1回目の街頭インタビュー)を超えた時点で僕は「勝った!」と感じたんです。
なぜなら1つ目が間違いなく最もキツイはずだから。
つまり、1つ目さえクリアできたら、あとの難関も必ず超えられるということを意味している!
レベル2:いろんな女性を褒めてみよう!(Complimenting Girls)
“恋愛経験の少ない男”にとって「女性を褒める」というのはかなり難しいです。
しかも見知らずの赤の他人だったらなおさらです。恥ずかしさはハンパありません。
ただこの時はラッキーで、1人目の女性がすごく笑ってくれました。これでかなり楽になりましたね〜ε-(´∀`*)ホッ
- ナンパしてると思われてるかも
- 周りの人たちに「コイツ頭おかしいんじゃねぇの?」と思われてるかも
時間が経つにつれ上記の2つを徐々に取っ払うことができたので、「痛み」もだんだん感じなくなっていきました。
不思議な事にむしろ「楽しい!おもしろい!」とさえ感じたんです。
レベル1(精神的に最もキツイと感じるところ)をすでに超えていたからこそ、レベル2はそれほど苦痛じゃなかったと思います。
レベル3:僕って「童貞」に見えますか?(Do I look like a virgin?)
この時の心境は「恥ずかしい!」という言葉以外では表現できません。いやそれすら通り越してました。。
オレは一体何をやってるんだろう..
とてつもない「虚しさ」が僕を襲いました。この後まだ山ほど仕事が残っていたのにオレは一体.. (T-T)
幸運にも、皆さんのリアクションが良くてマジでホッとしたぁ〜!よかったぁ〜ビンタされなくて〜!!ε-(´∀`*)ホッ
(まぁ日本人にやってたら間違いなく全員ドン引きでしたでしょうが..(_ _;))
レベル4:僕と友達になりませんか?(Can I be your friend?)
もしアメリカやカナダでやるんだったら、これは「チャレンジ」とは言えないでしょう。
でも日本で、しかも「日本人」にこれをやるのは、かなり勇気が必要でした。
最初の30分間の「痛み」は想像を絶しました。。
ただ、このとき実感したのが、「痛み」(精神的苦痛)を連続して味わっていると、やがて麻痺して「痛み」と感じなくなるということ。
筋トレや坂道ダッシュはキツイですが、毎日やってたら1年後には「痛み」は全くありませんもんね〜(^^)
レベル5:フリー・ハグ(Free Hug in Tokyo)
いや〜、誰かをハグするなんて、カナダでホストファミリーとした以来だったなぁ。
日本に住んでいたら、日常でハグするなんてことほとんどありませんからね。1年に1回あるかないか。
だからこそ最初は「いや、無理でしょ!!」と感じました。
しかし、ハードルを徐々に上げなきゃ次のステージには絶対行けません。だから清水寺から飛び降りるような感じでやってみたんです。何も考えず勢いだけでやりました。
すると意外なことに今回に限っては「痛み」ではなく「喜び」でした。
色々な人との会話がものすごく楽しかったですし、言葉が通じなくてもハグによって心が通じ合っていると感じられました!\(^o^)/ヤッター!!
僕は昔から、自らできることを先に証明せずにアレコレ偉そうに言ってくる大人が大嫌いでした。
- 英語を全く話せない英語教師が「英語を話すなんて簡単さ」と言っても誰も納得力ゼロ。
- 太っている上司に「体調管理をしっかりしろ!」なんて言われれも説得力ゼロ。
このブログで「Step out of Your Comfort Zone!」と主張するためには、自分が実際に実践しているところを証拠として見せる必要があると感じました。
YouTubeを始めたのは、実はそういう理由もあります。
I really hate someone who tells me what to do without actually proving first!
さいごに:常に上を目指して
YouTubeのチャレンジ企画はあくまで一例です。あらゆる場面において常に僕らは、
- 新しいことにチャレンジする
- レベルを上げていく
を実践していかなければなりません。
「心地良くない」「ストレス」「痛み」はもちろん伴います。
しかし何度も言いますが、痛みはやがて「喜び」に変わり、そして「成長」へと必ず繋がっていくことを忘れないでください。
会社を10年間存続させるには「運」だけでは絶対に無理です。「あっ、1億円が落ちてたー!\(^o^)/ヤッター!」なんてラッキーは期待できません。
また、誰かに頼ることもできません。”自分自身”がなんとかするしか選択肢はないんです。最近はそれをかなり実感してます。
この記事は新米ヘッポコ起業家である自分自身へのメッセージ。
これから何かを成し遂げたい、成功させたいなら、「運命」や「ラッキー」に1ミリも頼るな、オレ!
自分自身の努力・行動によって引き寄せろー!!!